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パリ3区にあるピカソ美術館はオフィスの近くで、よく前を通る。そこから、クロッキー帳が盗まれた。
赤い革表紙にAlbumと記され、1917年~1918年、1923年~1924年のデッサン33枚が収められているそう。
ピカソの最初の奥さん、オルガのポートレート16枚、『アルルカン』のデッサン1枚が含まれていて、推定価格600万~700万ユーロ(8億円前後)。

オルガさん、綺麗な人だったのね・・・
olga.jpg

アルルカンはいくつかあるけど、キュビスムの作品のクロッキーとどこかで読んだ。

Pablo-Picasso-Arlequin--1918--163702.jpg

人があまりいないのが快適なピカソ美術館の中。

PicassoMuseum.jpg

これだけ美術館のある街だから盗難はあるだろうけど、この事件の画期的な点は、
-ガラスの陳列ケースの鍵が壊れていた。
-警報装置も機能していなかった。
-その上、クロッキー帳がなくなっていることに24時間気が着かなかった。
-さらに、最近、館長が「予算不足で安全装置が十分でない。8月23日に臨時休館にして安全装置の点検をする」と、まるで「泥棒に入るなら今です!」と言わんばかりの発表をしたばかりだった。
この四重ドジに館長は寝込んでいることだろう。

熟練した泥棒か、突然の出来心か、ピカソの熱烈なファンの仕業か・・・まあ、上記の状況から考えると計画的犯行っぽい。ふと陳列ケースを開けてみたら、開いちゃって、手に取ったら警報も鳴らないので、持って出てしまった・・・のかもしれない。

超有名な芸術家の、これだけニュースになった盗難だから、クロッキー帳を正規のルートで売ることは不可能だ。闇ルートだと価値は5%に下がるそう。8億円の10%が8000万、その半分だから4000万円・・・悪くないじゃない!?

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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