
「手を貸す」と「手を預ける(結婚の承諾をする)」をかけた、日本語に訳すのが不可能なタイトルのこの映画、11月1日の封切り以来ヒットし続けている。43歳で独身のルイは、調香師の仕事も順調で楽しい人生を送っていたが、突然家族に「いい加減に結婚しろ」ときつく言い渡される。その家族とは未亡人の母親に娘5人、その子供たちまで女の子という女系家族で、結婚への圧力はハンパではない。そこで彼が考えた作戦:女性を雇って婚約者になってもらい、1ヶ月後に結婚すると宣言して仲がいいところを家族に見せつける。ところが結婚式の当日、彼女は来ない。絶望のあまり欝状態になるルイ。家族は2度と結婚の話をしなくなる・・・果たして筋書き通りいくだろうか?主人公を演じるアラン・シャバは地のまんまという感じ、“雇われ婚約者”はシャルロット・ゲンズブール、気が強い一方で脆そうなキャラがストーリーに奥行きを出している。先が読めてしまうお話ではあるけど、役者がよくて、笑えるのでお薦めの作品。私が観たレ・アールの映画館は満席で、終わったときパラパラと拍手も聞こえました。
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