東欧のバカンス-筋金入り人間

シャルルドゴール空港で、セキュリティチェックのゲートを夫がくぐったときピピピーッと鳴り、ベルトも時計も外して、くぐり直してもピピピーッと鳴り、身体検査されたけど何も隠し持っていないので、係員のお兄さんは不審そうな顔で、でも通してくれた。
「フフフ・・・ステントのせいなんだ」と彼は笑う。
「!?」
夫は去年、長年の飽食と喫煙のせいで動脈血栓になりそうになり、ステントと呼ばれるバネを入れて動脈を広げる処置をしたのだ。探知機が血管の中の金属を探り当てて、反応するというわけ。
「何で言わないの?」
「だっていくら探しても何もないから不思議がるのが面白いじゃない」
筋金入りなのを密かに喜んでいる様子。ヘンな趣味!

スロヴェニアの話に戻って、スロヴェニア人の知人と夫はドイツ語で話している。
ドイツ語は全くわからないので「英語、話します?」と聞くと「ほんのちょっと」。謙遜してそう言っているのかと思ったらほんとに“ちょっと”なので、仕方ないから通訳してもらう。
ところが2人の間で話がどんどん発展して、私はこれから何が行われるのかもわからない。
「訳してよ!」「なんて言ってるの?」と催促すると、長々と話していたくせに訳すと2言くらいなのだ。ソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』を思い出す。

夜行ったレストランは1822年創業。
resto.jpg

メニューも、ドイツ語で決定され、オードブルはマッシュルームのスープ。見かけほど美味しくなかった。

potage

メインはこの地方の名物!とお奨めされたけど、なんだ、シュークルートじゃない。私はソーセージ類が大の苦手なのでそれはパス。
ふとコールドプレイのクリス・マーチンがロシア名物のソーセージを断ったので、ロシアでのコンサートが全部キャンセルになったという話を思い出した。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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