すべてを許せる海の碧

クロアチアの言葉:スラヴの国々の歴史はくっついたり分割されたり、占領されたりの繰り返しで、とても複雑で何度読んでも頭に入らないのであるが、中世はヴェニスの、第一次・二次大戦の後はオーストラリア、イタリア、ドイツの領土になっていたので、例えばレストランのメニューを開くと、クロアチア語、ドイツ語、イタリア語、そして英語で表記されている。英語よりドイツ語のほうが通じる。レストランでもホテルでもフランス語をしゃべる人には出会わなかった。

ホテル:私はBooking.comでホテルを探したが、カテゴリーで絞ろうとすると、3つ星、4つ星、5つ星しかない。クロアチアには高級なホテルしかないってこと?と思いそうになるが、全然そうではない。フランスのように審査基準がなくて、ホテル主が勝手に「うちは3つ星」「となりが3つなら、うちは4つ星にしよう!」と決めているのである。3つ星で、バスタブがない、5階建てでエレベーターがない、部屋に冷蔵庫がない、ベッドで部屋がいっぱいで、2人がすれ違うことができない・・・「ウソッ」「ふざけんな」の連発であった。フランスだったら“ぎりぎり2つ星”クラスが、値段だけは3つ星で、100ユーロ近くする。

この部屋が3つ星・・・!怒るよね。
chambre.jpg

Booking.comで、フランスやイギリスのメジャーな都市のホテルは、人間がちゃんと訳しているが、クロアチアの小さな村のホテルは自動翻訳になっていて、ギャグのようにおかしい。
「これは、ホテルからわずか50メートル、子供たちに適していますが光って小石の浜でリラックス。太陽のデッキ、傘だけでなく、ウォータースポーツの罰金を選択提供しています。
月明かりの下、国際的評判の地元の赤ワインの絶妙な味を楽しんで夕食の下にしたことがあります。」

「ホテルFaraon Trpanjの絵の村の美しい自然がそのままPeljesac半島の豊かな歴史で有名な場所で有名なのが絶妙なワインのためにあります。ホテル Faraon直接、美しく手入れされた庭園とヤシの木があり、非常に良い含礫半プライベートビーチに直面している。 短い距離の中心部へ徒歩Trpanjこの美しいダルマチア南部の村での活気ある雰囲気のレストラン、カフェやお店を楽しむの通りです。」
ひとりで大笑い。

食べ物:期待してはいけない。言語と同じでいろいろな国の影響が入り混じり、スロヴェニアの名物はシュークルートだったし、クロアチアに入るとピザや仔牛のミラノ風などイタリアンが多く登場。観光客相手なので、努力の跡が見られず、早い話、不味い。“これまでで一番不味い中華”と“ただ塩辛い座布団のようなピザ”を体験。しかし値段はパリの半額以下。2人でお腹いっぱい食べて、ワイン半リットルで30~35ユーロ。

中でも及第と言えるパスタ。ソースは海老のおだしがきいて美味しいがパスタがクタクタ。イタリア人はソースだけ教えて、パスタのゆで方は教えなかったらしい。

pates.jpg

しかし海の色を見ると、すべて許せてしまう。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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