ジャン・サルコジが、デファンス地区開発公団の会長の椅子を諦めたのは、国際的なニュースになった。
ジャン・サルコジはサルコジ大統領の次男、23歳。サルコジ大統領と最初の奥さんとの子供。生まれて3年後に両親が別れ、セシリアに育てられた。

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大学生2年生で県議会議員、早くも政治家の道を歩いている。
23歳でなぜ大学2年生かというと、パリ大学法学部2年を2回留年して今年3回目の挑戦。別に勉強ができないわけではなくて、政治家のほうが忙しくて大学に行く時間がないらしい。

ヨーロッパ一のビジネス新都市デファンスの現開発公団会長が65歳で退職しなければならず、ジャンが、有力にして唯一の会長候補になっていた。
当然、「若すぎる」「えこひいき」「特別待遇」と野党を筆頭に、批難の嵐。
サルコジ一族のことだから批難もバッシングもモノともせず、突き進む、と思いきや、20時のニュースに登場して候補を降りる、と発表。「疑いのある勝利は得たくない」

それはエリゼ宮(大統領官邸)の差し金か、ジャン自身の判断なのか?
「大統領に相談したかと問われればノン、父に相談したかと問われればウィ。彼は多くの父親と同じだし、僕もほかの息子と同じ。問題があれば話し合う。僕はこの決断を父に伝えました。決断は自分ひとりで下し、その結果も自分が請け負います。」

父親よりのアグレッシブさがない、柔らかな話し方だったそう。残念ながら私は見逃した。
「苦い後味はない、批難されるのは政治家の仕事の一部。不平は言いません」

パパ夫婦と、去年結婚した奥さんのジェシカ。
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23歳にしてリッパな“演説”だった、これからの成長が楽しみ、と逆に株を上げる結果になった。

「大統領に相談したかと問われればノン・・・」は、例えば「社長に相談したかといわれればノン、父親に相談したかといわれればウィ」などバリエーションが楽しめて、流行語になりそうだ。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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