中年猫の欝について

若く元気な子猫がやってきてから、背中の毛が抜け出し円形脱毛症になったアナイス
獣医に連れていく暇も勇気もなく、気休めにアロエ軟膏を塗ってやっていたが、円形は大きくなるばかり。
皮膚病かもしれないし、伝染するかもしれない。とうとう獣医に予約を取って連れていくことにした。
一日延ばしにしていたのは、アナイスを籠に入れるのがひと騒動だから。
今朝も夫・息子・私の3人がかりで-ひとりは軍手までして-挑んだが、猫の抵抗は激しく、息子は負傷し、
「無理だ!」「睡眠薬、飲ませるしかない」と諦めた。

ふと見ると、子猫のほうが籠に入って遊んでいる。
「せっかく予約取ったんだから、タマを予防接種に連れていこう!」
この画期的な考えはもちろん私。

予防接種のあと、獣医さんにアナイスの脱毛症の話をした。
「そのアナイスは、子猫に飛びかかったりしないんですか?」
「全然、子猫のほうは遊んでほしくて追いかけるけど、アナイスは逃げ回ってます」

なんでつきまとうのよ!
CIMG5975.jpg

「なるほど。相手に向かう攻撃性が自分の中に向かっているんですね。円形脱毛症は精神的なもの、子猫によるストレスと嫉妬からですね」
精神安定剤をもらって帰る。一日半錠、8週間!

それから食べ物。猫は一日10回~15回食べる動物なんだそう(朝と晩の2回、なんて言ったのは誰だ?)
アナイスはお腹が空けば台所に現れ、そこにはいつもキャッツフードが置かれ、なければ通りがかりの人にニャオと言えばもらえていた。一回の量はほんの少し。
ところが子猫が人の残したものまで全部平らげるので、デブになったら困ると、最近は食べ物を置かないようにしていた。
今まで10回食べていたのが、突然回数が減って、それも欝の原因になったらしい。人間だってなるかも。
「子猫がデブっても仕方ない。今まで通り、食べ物をおきっぱなしにしてください」

毛足が長いので隠れているけど、しっかりハゲている。
repas.jpg

つまり猫は一日の3分の2は寝ていて、一日10回ご飯を食べていい生き物なのだ。
それで欝になるなんて!


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コメント
飼い主の苦労は絶えませんね
こんにちわ。
我が家も猫2匹で苦労続きです。
ずっと老猫が1匹でしたが、5年前にやむをない(compliqueーアクサン除きます)事情で、若猫Aを飼い始めました。猫嫌いの老猫のストレスがひどく、隔離することにしました。老猫が2年半前に22歳で大往生し、「書斎猫」だったAは自由に家中を闊歩できるようになりましたが、Aの天国は1年半で終了。またまた複雑な事情で、捨てられていた子猫Bを飼い始めたからです。今回jは狭い家での隔離飼いは飼い主が疲れて放棄。その結果、「アナイスちゃんと子猫」状況になり、Aの性格は一変。ゆっくり眠ることもできず、天真爛漫な猫から、鬱状況…(円形脱毛はなしですが)。飼い主はやんちゃなBが成長して落ち着くことをひたすら待っています。Aに「あなたが一番よ」と常に意思表示を忘れず、「忍の一字」……・。アナイスちゃん、たっぷり眠って、好きなときに食べて、がんばれ!
Re: 飼い主の苦労は絶えませんね
hirokoさま

やっぱり。親子や兄弟じゃない猫の同居は大変なんですね。「あなたが一番よ」の意思表示、のアドバイスありがとうございます。アナイスにhirokoさんの「がんばれ!」を伝えますね。
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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