日本ではみんな出かけるときマスクをしている、と聞いた。
ルイ・ヴィトンがロゴマークのマスクを作ったら、すごく売れるんじゃないか、と友達が言っている。

そういえば先日、友達大勢とレストランでご飯を食べているとき、魚のグリルに「お醤油をひとたらししたら美味しそう!」「ローストチキンには、山椒があったら」という話になって、(また)ルイ・ヴィトンがロゴマークの旅行用調味料入れを作ったら売れそう!という話になった。
「そのアイディアを本社に持ち込んでひと稼ぎしよう」と盛り上がったが、そういうバカな話は翌日にはしぼむ。

さて、新型インフルエンザの話でした。
パリではマスクは皆無といっていいくらい見かけないけど、メトロの中で咳をしている人がいるとみんな白い眼で見る。

新型インフルエンザ予防のポスター:
●一日に何回も手を洗いましょう(食事の前にも手を洗わなかったフランス人にの習慣が変わったので、新型インフルエンザの出現は良かった、という声も)。
●くしゃみや咳をするときはティッシュペーパーを口に当てましょう。そのティッシュは捨て(何度も使う人が少なくない)手を洗いましょう。
●インフルエンザの症状が見られたら、主治医か15番で電話しましょう(これは殺到した)。
grippe_a_0509.jpg

こういうポスターもあるけど、実際には見ないわねぇ・・・

affichegrippeA.jpg

11月26日からワクチンの予防接種も始まった。
フランスで新型インフルエンザにかかった人の60%が18歳以下なので、まず子供から。
健康保険からBON(引換券)が送られてきて、それを持って指定された公共施設に行く。
中学・高校は学校でやってくれる。すべてタダである。

ところが、フランス人は懐疑的。副作用を恐れてか「私はパス」という人が多い。
とくに予防接種の副作用でギラン・バレー症候群が出たという噂(息子は「8人出た」というけど、私が探した限り「出た!」という記事は見つからない)がしり込みさせている大きな理由だ。

1976年アメリカで豚インフルエンザが発見され、予防接種を受けた4300万人のうち、400人がギラン・バレー症候群になり25人が死亡した。インフルエンザで死亡した人はゼロだった。

ギラン・バレー症候群は、筋肉を動かす運動神経に障害がおき、四肢に力が入らなくなる怖い病気なので、それを聞くと私もためらう。

娘が中学から「予防接種同意書」を持ってきた。アレルギーはあるか、他に薬を飲んでいるか、妊娠していないか(!? 高校まで共通の同意書だからって!)などの質問にチェックして、同意のサインをする。
夫に「どうする?」と聞いたら「タダなんだからしてもらえ」。
わりとこういう反応をする人だ。

翌日、娘に「友達はどうするって?」と聞いたら、「する人がいない」というのでびっくりした。

厚生相のロズリーヌ・バシュロー女史は自ら予防接種を受けているところをテレビで流して「みなさん、ドンドンやりましょう」と促しているが、うーん、迷いますね。
日本ではどうなんでしょう?


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コメント
インフルエンザ予防接種
こんにちは。
はじめてコメントします。
日本では、老いも若きもみなさん予防接種してます。
数が足りなくなるほど。お年寄り乳幼児が優先接種。
今は、中高生ですよ。転ばぬ先の杖の日本人と副作用を怖がるフランス人どちらが正しいか。ちなみに日本は1回3000円ほど、有料です。
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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