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大富豪マダムとジゴロ

女は87歳、愛人は61歳・・・「すごい年の差、87歳でエライ!」ですむ話が、女が、フランス一富豪な女性、リリアーヌ・ベタンクールだと話は違ってくる。
彼女はロレアル・グループの創始者の娘、アンドレ・ベタンクールと結婚し、57歳で父親がなくなると、そっくりロレアルを相続した。推定財産は116億ユーロ(これだけゼロが多いと計算に自信がないけど、1,5兆円ではない?)。近年、LVMH社長のベルナール・アルノーに抜かれたけど、長年、フランス一の大富豪だった。

87歳、まだまだ魅力的
liliane_bettencourt_reference.jpg

そのリリアーヌ・ベタンクールに、フランソワ=マリー・バニエ(マリーだけど男)という愛人だかジゴロだかができた。
このバニエ氏にリリアーヌが2001年から、合計10億ユーロ近い贈与をしていたことがわかった。
これを知って顔が引きつったのはリリアーヌのひとり娘、フランソワーズ。自分が(間もなく)継ぐはずの遺産が、どんどんジゴロに取られていく!
彼女はバニエ氏を、母の耄碌につけこんだ詐欺行為として、訴えた。

真ん中が娘。などほど訴えそうな顔だ。
Liliane et sa fille

フランソワ=マリー・バニエは、肩書きは写真家・作家(小説はロレアルの援助で出版している)だが、“本職”は有名人に取り入ること。20代はルイ・アラゴンやサルヴァドール・ダリに可愛がられ、ベケットやジャン・ジュネともお友達になり、マン・レイに写真を教わり、故ミッテラン大統領ともお知り合いだったという。華麗な遍歴のおかげで、彼の話はさぞ面白いだろう。夫に先立たれた大富豪マダムがコロッとまいってしまった。

美男でもないのにね・・・
francois-marie_banier_reference.jpg

バニエ氏は、
「リリアーヌは聡明で自由な女性。深い尊敬と友情で結ばれている。人生のたそがれ時に、母親をこんな目に合わせるなんて(娘は)非人間的だ。贈与されたお金は、人種差別やエイズ撲滅のために使う」

バニエ氏もプロのジゴロだろうが、母と娘が裁判で争うなんて・・・お金が“愛情”表現の手段になると、人間を不幸にするってことだろうか。すごいお金持ちで、家族仲良く幸せ、という人に殆どお目にかっかったことがない。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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