シルク・ドュ・ソレイユ(太陽のサーカス)というのをご存知ですか?私は知らなかったけど有名らしい。
25年前にギイ・ラリベルテ(自由のギイ!)という人が立ち上げたカナダのサーカス団で、その演出、舞台装置、アクロバットの技などが、伝統的サーカスとは一線を画するパフォーマンスだそう。

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誕生25周年を記念して、創立者ギイ・ラリベルテがブシュロンに、シルク・ドュ・ソレイユのスペクタクルからインスピレーションを得て20点のネックレスを作ってくれと依頼した。それが完成し、特別公開があった。

私がシルク・ドュ・ソレイユを知らないというと「あなた、日本人でしょ?」とびっくりされた。インド人に見えるかね?
なぜならシルク・ドュ・ソレイユは日本で一番人気があり、観客動員数も一位、現在、ディズニーリゾートのZEDで公演が始まっている。次がラスベガスで、ミラージュやMGMなどのホテルで定期的にスペクタクルがあるそうだ。

20点のネックレスは、それぞれ『O』(オー)、『ZUMANITY』(ズュマニティ)『LOVE』 などのスペクタクルのイメージでデザインされたもの。

写真をもらえたらもっとご紹介したいけど、ステージの色彩や煌きがはじけるような陽気なものばかり。クラシックなオート・ジュエリーの概念をぶち壊す遊びに満ちている。

ライオンの脚が動き、ライオンだけ取り外してブローチにできる。
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デザイン画ができたときギイ・ラリベルテに見せたら、全部にOKが出て、20本一度に完成させてくれと言われ、ブシュロンのアトリエはクリスマスも新年も返上して猛烈に制作。
一度アトリエを見学したことがあるけど、石をひとつひとつはめ込んでいく作業は、気の遠くなるような精密さと忍耐の仕事。1点作るのに延べ500時間を要したそうだ。

全部できてギイ・ラリベルテに見せたら彼は大満足で、「全部買いましょう」
「1点10万~30万ユーロ(1300万~4000万円)という買いやすい値段なので・・・」とブシュロンのスタッフ。
そういうのを買いやすい値段というの?!平均2600万円X20=5億2000万、ラリベルテさんは相当儲かってるわけね。

最後のほうで駆けつけたら展示場には私ひとりで、「シルク・ドゥ・ソレイユを知らないヤツがいたなんて」とマンツーマンで説明してもらえた上、見ている間にネックレスを次々ケースから出し始めた。金庫にしまうんだそうだ。
「触ってもいいですか?」「どうぞ」
手に取るとずっしり重い。これにはシンプルなショッキングピンクのワンピースが合いそう・・・など全く不要な想像をする私であった。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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