長谷川たかこのパリのふつうの生活
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パリのふつうの日常
La MOME- エディット・ピアフの生涯
DATE : 2007-03-05-Mon  Trackback 0  Comment 0
フランス 映画

フランスの美空ひばり、エディット・ピアフ(ピアフは雀の意)の短い生涯を描いた映画、「la Mome」。「絶対泣くから」といわれて期待して、ティッシュを忘れず見に行った。

アーティストの内面を描いた映画を撮りたいと思っていたオリヴィエ・ダアン、2004年1月、本屋でエディット・ピアフの本を手に取り、「彼女だ!」と閃いた。50-60年代のフランスで、老若男女、社会階級に関わらず人気があった歌手、一度聞いたら忘れられないその声、いつも黒いドレスの小柄な姿・・・その場で、プロデューサーのアラン・ゴールドマンに携帯メールを送り、5分後にOKのメールが届いた。

4ヶ月半、パリのベル・ヴィルとNY,プラハで撮影された映画はピアフの生涯と第一次大戦前後のフランスの様子について、多くのことを語ってくれる。母親は道で歌を歌い、父は大道芸人、売春宿で育てられたエディット。丈夫ではない身体、野良猫のような性格、アルコール、ドラッグ依存など知らなかった歌手の実像と、その偉大な才能の開花が描かれる。そしてマルセル・セルダンとの激しく短い恋・・・

古い話だけど、山口百恵の引退コンサートでも泣いたんで(関係ないか)、滂沱の涙と思いきやあまり泣けなかったのは、子供時代と最後の数年が、交互に描かれたせい?分断せずに年代順に進んだら、もっとすんなり感動に上り詰めることができたように思う。主演のマリオン・コティアールはすごい熱演、おでこの広いピアフに似せるため、生え際まで剃ったという。次のセザール賞はこの映画が多くの部門でノミネートされるに違いない。



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