クリント・イーストウッドの最新作『INVICTUS』は、ネルソン・マンデラが大統領に就任してからの実話を映画化したもの。
27年の投獄生活を終えたネルソン・マンデラは、初の全人種参加選挙で南アフリカ共和国の大統領に就任した。黒人と白人の差別・対立をなくし、貧困から立ち直ろうと復興計画を始め、国民の士気を上げるために、南アのラグビーチーム、スプリングボクスのキャプテン、フランソワ・ピナールに相談を持ちかける・・・

モーガン・フリーマンのネルソン・マンデラ
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クリント・イーストウッドの作品には、いつも驚きがあり、前作の『グラン・トリノ』なんか、思いがけない最後に感心しまくったものだ。
が、この『インビクタス 負けざる者たち』は、正直、がっかり。
実際にあったことを再現しているのだから、結末がわかっているのは仕方ないけれど、描き方が平坦で、感動が沸いてこない。
ラグビー・キャプテン演じるマット・デイモンもあまり人物像が伝わってこない。弱いので有名なチームなのに、ワールドカップで優勝してくれ、などというミッション・インポッシブルを与えられたら、もっと葛藤があっていいと思う。

40歳には見えない・・・
matt1.jpg

一番キャラが伝わってくるのは、黒人白人が混ざったマンデラのボディガードチームの面々。最初は反目し合いながら、段々に白人が黒人のプロ意識に一目置くようになるのを、ユーモラスに描いている。

この映画、フランスでは「クリント・イーストウッドらしさが感じられない」など批評はイマイチ。それでも自分で観て、確かめたいではないか。それとマット・デイモンが走るところが見たかった。
練習や試合のシーンが多いから、頻繁に走っている。でも体育会系の走りで、ジェイソン・ボーンの孤独な疾走とは全く違っていた。

そう、『ジェイソン・ボーン』3部作をクリスマスにもらってから、今まであまり関心のなかったこの俳優に急に興味を持ち出した。
車の追跡シーンはどうせスタントマンがやっているんだろうけど、タッタッタっと走って逃げるシーンがいい。無表情で本能的でセクシー・・・と見とれていたら、2007年にピープル誌が選ぶ“最もセクシーな男”1位になったんだって?
なーんだ、みんなそう思ってたのね。がっかり・・・


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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