知られざる子供たちの時間

一日中うちにいると今まで知らなかったことを発見する。
例えば、学校から帰った子供たちが何をしているか・・・

娘は中学生なので、8時過ぎに出て行って、午後4時半頃帰ってくる。
けたたましくドアを開け、イーストパックのリュックを可愛そうなほど(リュックが)荒々しく投げ出し、トイレに駆け込む。
学校のトイレには行きたくないんだって。我慢したら身体に悪いよ、と言うけど、身体のことを心配する年齢じゃないし、無駄と知りつつ言わずにはいられないのが親というもんだ。そういえば私も我慢していたような・・・

大学1年生の息子は、日本に比べて授業時間がかなり少ない。月金はナシ。水曜日は昼前に帰ってくるし、木曜日は一こまだけ。それ以外は自分で勉強しろ、ということらしいが、している様子はない。
リュックをどさっと投げ出すのは彼も同じだけど、駆けつけるのはパソコンの前だ。
ネットで友達や従兄弟と繋がって「こっちは僕が殺る、君は後ろに回ってもう1人を片付けろ」とか物騒なことをいいながらゲームをしている。

娘はFACE BOOK。猫や新しい服や友達とポーズした写真を山ほど撮って公開している。かなりナルシシックな遊び。
断りもなく私の写真まで載せている!まあ、見るのは数人の友達だけだろうけど。
日本でも同じと思うが、ゲームにはまっている女の子にはお目にかからない。

ひとしきりFACE BOOKをすると、娘は宿題やコントロールの準備を始める。ほぼ2週間に一度あるテストのこと。
「ここからここまで質問して」と付き合わされ、忘れ果てていた世界史や苦手だった地理を勉強させてもらっている。世界史は今、アメリカ独立戦争だ。

先日2学期の成績会議があった。各教科の先生とクラスの学級委員が立ち会う。
日本でこれからかかるローラン・カンテ監督の「クラス」にもそのシーンが出てくる。
つまり学級委員の子(大概女の子)は、クラス全員の成績表を、しかも事前に知るわけだ。で、翌日友達に聞かれると、
「次の学期、頑張らないと留年しそうだよ」とか「FELICITATIONがもらえるって」と教えてくれるそうだ。
FELICITATION(フェリシタシオン)は、授業態度や成績がよかった生徒に先生がくれる“賛辞”だ。
“留年”はクラス(約25人)に1人か2人。
妹のクラスの集合写真を見ていた息子が、
「このオンナ、ハタチか?!」
「その子、小学校で1回、中学で2回留年してるのよ」という例もある。

これは「クラス」の集合写真。フランス語タイトルは『ENTRE LES MURS』

entrelesmurs1.jpg



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コメント
こんにちは
初めまして
いつもブログ拝見しています

Entre les murs観たばかりだったので、反応してしまいました
邦題は「パリ20区、僕たちのクラス」になっていました
監督が来日され、1時間以上も映画についてお話を
聞かせてくださったんです
成績会議に生徒が出席するのには、驚きました

フランスの映画に興味を持ち始めたのは最近なので
長谷川さんのブログ、参考にさせていただいてます

足の怪我、早く回復されますようにv-254
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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