リハビリと歴史のお勉強

「もうリハビリしているの?」と毎日のように聞かれる。
足を骨折した後のリハビリは、歩く練習、と思っている人が多く、実は私もそうだと思っていた。
全然違う。筋肉を目覚めさせ、再強化するというリハビリだ。
筋肉はちょっと使わないと、ちょうど服の皺のようにひだひだになってしまうそうだ。その皺を伸ばし、時には張り付いているので引き剥がす(これが痛い)。具体的にはリハビリの先生が「ほら、もうちょっと、あと5度・・・頑張って」と言葉は優しいが容赦なく膝を曲げようとする。

電流を通して筋肉を刺激する機械も使う。
脚の何箇所かに電流を流すと、脚が攣るような感覚で、私の意志と関係なく脚がぴくぴく動く。
高校(中学?)のとき、カエルの足に電流を流してぴくぴく、というのやらなかったっけ?

リハビリの先生はマレに30年近く住んでいる。彼が子供の頃は、サンタントワーヌ通りには荷車を引いた野菜売りが来ていた、とか、今は共学になっている地元の中学・高校が男子校だったとか昔話をしてくれる。
ヴォージュ広場を囲む建物がまだ修復されていなくて薄汚れていて、アーケードには娼婦がたくさん立っていたそうだ。
その最後の生き残りが同じ建物でお仕事していて、数年前に引退した話をしたら盛り上がって、その日はリハビリの時間が半分くらいになった。

今でこそパリで一番美しい広場、と呼ばれているけど・・・
vosges.jpeg

さて、王の広場(プラス・ロワイヤル)と呼ばれていたのに、どうしてヴォージュ広場という名前になったかご存知?
正解は、フランス革命中に、一番に税金を払ったのがヴォージュ県だったからだそうだ。
なーんだ・・・


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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