獣医さん、責任とってよ!

バカにならないお金(当然保険のきかない手術代と診療代)と時間(夫と息子がダンボールを抱えて、犬猫病院とうちを往復する)をかけた猫2匹はどうなったかというと・・・
その前になぜダンボールかご説明すると、アナイスは動物運搬用カゴを見ると拒絶反応を起こし、悪戦苦闘になる(人間が負ける)。そこで息子が、バスタオルを被せて捕まえ、ダンボール箱にすっぽり入れる、というキャッチ法を考え出した。
で、猫の大きさに比してかなりデカいダンボールを抱えて徒歩で病院に赴くわけだが、鳴いたり暴れたりするので、道行く人たちが不審がったり怖がったりする。危険な猛獣でも運搬しているのではないかと思うらしい。
そこで「猫です」「普通の猫です」といいながら歩かなければならない。私は松葉杖のおかげでこの役目を逃れることができた。

避妊手術の結果、タマ(1年にならない雄)は無傷。何事もなかったように元気。

tama3.jpeg

中庭の木にも難なく駆け上る。前世はサルだったとか?

kinoboritama2.jpg

一方エリザベスカラー(と呼ぶことを読者の方から教えていただいた)をつけ、不自由な生活を強いられるアナイス(6歳の雌)。
手術のためお腹の毛をばっさり剃られた。不公平だ。
cornet.jpeg

避妊手術をしたのは、タマがそろそろ子供を作れる歳になるので、アナイスを押し倒したら危ない、のと、2匹の間の“性的葛藤”がなくなれば、仲が良くなるという獣医さんのお奨めに従ったからだ。

ところが、手術後1ヶ月以上経っても、全然前と変わらんのですよ。先生、どうしてくれるの?
タマはアナイスを追い回し、アナイスのご飯を食べ、ついにアナイスが切れて一喝。5分後には同じことが再開されるのだ。

強いて変わったといえば、エリザベスカラーをつけてからアナイスの性格が良くなった。
私と息子以外には絶対なつかない無愛想な猫だったのが、人懐っこく可愛い性格になった。

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エリザベスを外したら性格が元に戻るのではないか、とみんな恐れて、本人には悪いけど、なかなか外せないでいる。


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コメント
はじめまして。記事を楽しみに読ませていただいています。

猫さんたちのこと、特に”先住猫”のアナスイが気の毒で、思わずコメントさせていただいています。

ご存知かもしれませんが、複数の猫を飼う場合、猫どうしの相性もあると思いますが、”先住猫”を優先すると、”先住猫”のストレスを減らし、猫どうしの葛藤を減らすのに役立つみたいです。ご飯の順番、抱っこの順番など、すべて”先住猫”が先、ベッドの場所も”先住猫”の方が上などなど(そういう風になさっていたにも関わらずの状況なのかもしれませんが・・・)。今からの対策は、猫を複数飼っている人たちの中には詳しい人がいるように思います。また、エリザベスカラーは猫のストレスになるために、術後の専用の服(?)を着せたりと、別の方法もあるみたいです(日本での話ですが)。

少しでも参考になるようでしたら、幸いです。
Re: オリーブ様
参考になります!ありがとうございます。

なるべく、先住猫(なるほど、こういう表現をするとわかりやすいですね)を立てて、護るようにしているつもりですが、人懐っこくて元気な子猫(降着猫)が可愛いので、子供たちはどうしても、子猫をかまってしまいます。

エリザベスカラーはあの写真の直後に、ポロッと落ちてしまいました。お医者さんに言われたよりちょっと早かったんですが、再度つけるのはミッション・インポッシブルで、それにかわいそうだし、あきらめました。カラーが取れたら、前の気難しい性格に半分くらい戻ってしまいました。
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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