クシャミと神様の関係

花粉症の季節。
フランスでは誰かがクシャミをすると、
「A vos souhaits (あなたの願いが叶いますように)」
「ありがとう!」
と3点セットになっていることが多い。ちなみにクシャミの音はハクションではなく、“Atchoum!(アチューム)”で、よく聞いているとなるほど「アチュー」と言っている人が多い。

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「あなたの願い・・・」の代わりに「Dieu vous bénisse」 (神の祝福がありますように)という人もいる。

クシャミと神様の関係は?と不思議に思って調べたら、この3点セットの起源は中世に遡る。
最も有力な説:当時、一番恐れられていた病気がペスト、そしてペストの最初の兆候がクシャミだったそうだ。だれかがクシャミをすると「ペストじゃありませんように」という願いをこめて、こう言っていたのが今日まで続いているらしい。
第二の説:当時、クシャミをすると魂の一部が外に飛び出してしまう、と信じられていた(それほど大きいクシャミをしていた?)。魂の一部がなくなっても禍がありませんように、という意味で『A vos souhaits』『 Dieu vous bénisse』というようになった。

英語では「Bless you」だし、スペインでは「イエズス!」ポーランドでは「健康のために!」というそうだ。起源は同じと思われる。

日本では「誰かが噂している」というけど、あの根拠は何だろう?


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コメント
初めまして
言葉の紡ぎ方が素敵なので、パリ(というかフランス)の魅力が気になりだした者です。

一に惚れられ
二にけなされ
三に誉められ
四に風邪

ここまであると、根拠よりも何だか納得してしまいます。
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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