嫌なリハビリと楽しいリハビリ

リハビリは、脚に電極を通して筋肉を刺激する、というのをやっている。
脚が攣った感覚が続き(つまりかなり不快)、私の意志に反してぴくぴく動いたりする。
その昔、中学でカエルに同じようなことやらなかったっけ?
それ以外は「歩きなさい」と言われる。
「ゆっくり、両足に重心をかけるように、50m歩いたら座って休む・・・」とリハビリの先生。
言うは易し。パリの道に50m置きに椅子があるはずはなく、排気ガスの中を歩くのもナンだし、楽しくないとお散歩も続かないから・・・そうだ、デパートに行こう!
一番近いのはBHVだけど、あのデパートは日曜大工専門店というイメージがあって、セクシーさに欠ける。お洒落なゲイの集まる地区だけに、メンズ館は充実しているけど、女性にとっては「フライパンが足りないから買いに行こう」というデパートだ。

そこで選ばれたのがボン・マルシェ。人が少ないし、バス1本で往復できる。
地元のブルジョアが多く、奥さんの買い物に付き合わされて退屈しまくっている夫たちも多いので、あちこちに椅子がある・・・
ま、長々と理由を説明するまでもなく、好きなデパートってことだ。

2階(日本の3階)の展覧会場で、Ellen Von Unwerth(エレン・ヴォン アンワース)が映画スターを撮った写真展をやっている。
ドイツ人のヴォン アンワースは、10年間モデルをやってから“カメラの逆側”に回り、VOGUE やVANITY FAIRのモードページを担当。クローディア・シフェールを発見したのも彼女だそう。

薄暗がりの会場にスポットで浮き上がる女優たち。レッドカーペットでニッコリしてポーズとは違い、女優たちが、切り取られた一瞬の中で“演じている”写真だ。モノクロのがいい。
中でも一番美しい(私には)レティシア・カスタ。清純なセクシー。

casta.jpeg

濃厚な美しさ、モニカ・ベルッティ。

monica.jpeg

ルウ・ドワイヨン。これだけ胸がなくても生きていける、と希望を与える。彼女に比べたら私だってグラマーだ。

lou.jpeg

ペネロペ・クルス。小悪魔的。

penelope.jpeg

貫禄のカトリーヌ・ドヌーヴ。今はもっと横幅があるから、数年前の写真?
いつもこういうイメージなんで、他の顔(タバコを片手に台所でジャガイモ剥いているとことか)も見せて欲しい。
catherine.jpeg

と、楽しく“リハビリ”ができました。
夜。「そんなに遠く(?)まで行ったのか?!」と驚く夫。
「だってリハビリの先生に言われたんだもの」
「ボン・マルシェまで行けって先生が言ったのか?」
「ま、そういうこと」

この展覧会は6月19日まで。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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