サッカーファンではないし、ルールだってよくわかっていないけど、日本とフランスが出る試合は観る、くらいの興味はある。
今回のフランスチームのまとまりのなさと醜態は、ファンじゃなくてもウンザリだ。

対メキシコ戦で、バラバラのプレーで2-0で敗れ-選手一人一人のエゴが強すぎてチームとしてまとまれない、とはジダンのコメント-その上、この試合のハーフタイムで、ニコラ・アネルカが、レイモン・ドメネクを凄いセリフで罵った。
文字通り訳すと「オカマ掘られてこい、卑劣な娼婦の息子め!」
念のため、ドメネクは娼婦の息子ではなく、これは極めつけの侮辱言葉だ。
日本語でこれに相当する罵り文句なんてあるだろうか。

その上、アネルカがドメネクに謝るのを拒んだため、チームから除外され、フランスに送り返されることに。

anelka3.jpeg

その後の記者会見で、キャプテンのパトリス・エヴラが、
「問題はアネルカの暴言ではなく(?!)、それをメディアにばらした裏切り者がチームの中にいることだ」と発言。小学生の喧嘩(先生に言いつけたヤツは誰だ?!)みたいなことになってきて、さらに日曜日に予定されていた練習を選手全員がボイコット。アネルカの左遷に抗議してだ。

・・・ということを当然世界中のジャーナリストが書き立て、とうとうもう一人のニコラ(サルコジ)も、国の恥、と黙っていられなくなった。。大統領の要請で、スポーツ相ロズリーヌ・バシュロは予定より滞在を延ばして、火曜日の南アとの試合まで残り、フランスチームに「尊厳と責任感」を思い出させるとか。

このスキャンダルで、ニコラ・アネルカが出ているハンバーガーチェーンQUICKのCM(ワールドカップ特別編、いくらもらったことやら・・・)は打ち切りになる。

anelkaquick.jpeg

こういう批難ごうごうの中で、最後のチャンスを賭けた明日の試合。選手たちのプレッシャーはいかに・・・
勝ち負けはともかく、少なくとも尊厳のある試合をして欲しいもんだ。


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コメント
え~っ、こんなことがあるなんて信じられない!せっかく、四年に一度のワールドカップなのに…。
このことの一部は日本でもニュースを通じて伝えられていますが、まさかこれほどとは…。フランスのサッカーファンどころか、国の人々の顰蹙を買ってしまったことでしょう…。
Re: タイトルなし
えりか様

国の顰蹙どころか、各国のニュースや紙面でさんざん批難されています。
巨額の収入を得て舞い上がって、お金第一になってスポーツ精神を忘れてしまった・・・のような批判が多いですが、ティエリー・アンリの月収が7200万円とか!現実の感覚がなくなるでしょうね。
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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