昨日の続きです。
ヌイイー市長時代(1983-2002)からニコラ・サルコジはベタンクール家のお友達で、セシリア(旧奥さん)と、よく昼食や夕食にきていたそうだ。
サルコジ自身も“援助”を受け取っていたか、という質問に、会計係クレール・Tは少し躊躇ってから(現大統領なんだから、彼女の発言の責任は重大だ)、
「ええ、サルコジも“封筒”を受け取っていました。大抵は食事のあとに、食堂の横にあるサロンに入って・・・でも使用人たちは知っていました。ベタンクール夫妻はともに耳が遠くて、大声で話すので、聞くべきことじゃないことも聞こえてくるんです。みんな、サルコジがお金を受け取りにきていることを知っていました。彼は-ほかの政治家もそうですけど-常連で、来るときには、私はクラフトの封筒を用意するようにいわれ、サルコジはそれを持って帰っていきました。私もバカじゃないので、説明されなくても何が起こっているかはわかりました。」

クレール・Tが解雇される1年前に、エリック・ヴァルトの奥さんフロランスが、CLYMENE(クリメール:ベタンクールの財産管理会社)に雇われた(当時の予算相の奥さん!・・・これも凄い話だ)。

フロランスがベタンクールの“脱税”を知っていたかどうか、クレール・Tは確かではない。
「彼女はよく週末を延長してスイスの別荘(スイス?!)に行っていて、会社にはあまりいませんでした。彼女が雇われたのは、エリック・ヴァルトの奥さんだからです。それは誰の目にも明らかで、パトリス・ド・メストゥル(クリメール社長)も隠しませんでした。でも彼はフロランスに不満で、雇ったことを後悔していました」

しょっちゅう休んで大したことをしなくても、彼女は13000ユーロ(今のレートで約150万円)の月給を取り、年末ボーナスは5万ユーロ(600万円)取っていた。
ベタンクールがスイスの2つの銀行に隠し口座を持っていることを、フロランスが知らなかったはずはない・・・

フランス一の富豪マダムと政治家たちの驚くべき仲良し関係!これを聞いて興奮するのは私一人じゃない。
(さらに続く)


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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