四国まで来て良かった

小豆島からフェリーで高松へ。
「また船?」「船は酔うのよ!」と娘たちは酔い止めの薬を飲み、船に乗った途端、カツカレー弁当をすごい勢いで平らげ、売店にアイスクリームを探しに行くんだから訳がわからない。

四国は中心部に山があり、鉄道は海岸線をぐるりと回っていくので目的地である高知県の土佐入野まで4時間くらいかかった。旅行客は地元の人が多く、東京からでも珍しいのに、フランスから来たというと殆どあきれられた。行きにくい場所に行くのが好きなのかな・・・

ここまで来たからには、と翌日足摺岬まで行くことにする。バスは片道1900円、往復3800円×4人=15600円。タクシーの運転手さんが、2万円で足摺岬往復してくれるという。ところが四万十川や見残し海岸など「見たほうがええ」場所を付け足していくと「2万9000円でどか?」結局2万6000円で交渉成立。

足摺岬よりインパクトのあった見残し海岸はグラスボートでしか接近できない。弘法大師が、見残しで残念がったのでこの名前がついたとか。蜂の巣のように浸食された奇妙な岩が続いている。

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なぜこんな形になったのか知りたい!でも誰に聞いても「さあねぇ」だった。自然は不思議。

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意外と滑らないので、海沿いを一周。1時間半くらいかかったかな。リハビリの先生に言ったらひっくり返るだろう。
足摺岬は地元の人がネコ岬と呼ぶほど猫が多い。

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入野の海岸は綺麗な砂浜が続き、遠浅で水の温度も調度いいのに誰もいない。独占状態だ。私たちだけを監視してくれる監視人までいる。
こんな素敵な海岸になぜ誰も来ない?なぜみんな沖縄に行くの?

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誰もいないレストハウスでコーヒーを頼めばおやつがついてくるし、ホテルの送迎ミニバスがどこにでも来てくれる・・・娘たちは何かにつけ「可愛いから」とサービスしてもらった。可愛くないオバサンもその恩恵に与かった。

東京ではお店やレストランの人と会話をするのが難しい。マニュアル以外のことへは発展しないのだ。ここではタクシーの運転手さんやレストハウスのお兄さんとたくさんおしゃべりができた。

手つかずの自然の姿、気さくで優しい人たち。
はるばる来てほんとに良かった。


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コメント
今日、私が住むヨーロッパの街ではバスに暖房が入っていました。
そして、ダウンコートの人も!夏はあっという間に行ってしまったのだ・・・と、
ちょっとセンチメンタルな気分です。
日本の夏、それもまだまだ人どうしのふれあいも自然もたっぷりある四国からのブログ、
とても楽しく拝見させていただきました。ありがとうございました。
子供の頃の夏休み、暑いけれどもひたすら楽しかった子供の頃の夏をとても
なつかしく思い出し、なんだか泣けました。日本が恋しいし、日本の暑い夏が恋しい!
若さがまぶしく美しい娘さんたち、長谷川さんと共に日本の夏を思い切りエンジョイ
されたことを願います。
帰路の旅の安全をお祈りしています。
Re: おりーぶ様
ありがとうございます、無事に着きました。
太陽が照りつける34度の東京から、降り立ったパリは15度の冷たい雨。「夏はもう遥か彼方」と哀しくなりました。
おりーぶさんと同じく、蝉の声と熱気の日本の夏は子供の頃の思い出が蘇ります。

お元気で。
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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