13歳でリッパな女!

娘は早速プールに飛び込み、15分もしないうちに同い年の女の子を見つけて一緒に泳ぎ出した。
プールサイドには夏季のアルバイトと思われる若いチュニジア男子が数人、子供の世話や、アクアジムなどスポーツの指導をしている。彼らが入れ替わり、娘とその友達のそばに寄ってきて、話しかけたりプールに突き落とそうとしたりする。
老けてみえるかもしれないけど、まだ13歳なのよ!
後で友達に話したら、チュニジアでは伝統的に結婚が早く、女子は15歳くらいで結婚可能とみなされる。つまり13歳は立派に“女”なのだ。
「・・・だから、気をつけてよ」と娘に言いながら私は愕然となった。その計算で行くと、私はオバサンというよりオバーサンじゃない!

夕方になって日が翳ってくると、プールサイドの人たちは太陽を追っかけてデッキチェアを移動する。
パリに住んだことのある人なら、フランス人(特に北フランス)がこれほど太陽を渇望するわけがわかるはず。
長い冬の後、カフェのテラスで初めて陽光を浴びる時の、太陽に抱擁されているような快感。
それだけに真夏のチュニジアで「一日何もしないで水辺で過ごす」休日は、日本人には向かない。
暑い日本を抜け出して、何が哀しくてまた35度の太陽にジリジリと焼かれなければならんのか!と思うよね。

バカンス村のプライベートビーチ。海岸近くは水温30度、果てしなく遠浅だ。
plage.jpeg

一方、去年訪ねたタタウィンの遺跡や砂漠、ベルベル人の穴居などは興奮する面白さだった。

私たちの日常からは信じられない、過酷な自然との戦いの歴史、砂漠で生き延びる術が垣間見られる。
マグレブの国ではモロッコのほうが異文化や自然が魅力的と思っていたが、どーしてチュニジアも全然負けてはいない。さらに、
-チュニジアのほうが女性の地位が確立していて、日陰の身ではない。
-モロッコより観光客が少ないので、観光が快適。
-物乞いが少ない(モロッコでは物乞いされずに5メートル進むのが難しかった)。
というメリットがある。
季節はゴールデンウィークの頃(泳ぐにはまだちょっと寒い)か、10月(まだ泳げる)くらいが快適だ。
と思いつつ、私はこの夏最後の太陽を浴びて充電している。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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