フランス産中学生の実態

娘は中学3年生、最終学年だ。
フランスは小学校が5年、中学が4年。ではなぜ中学4年生じゃないかと言うと、中学1年目が6年生(6èmem)2年目が5年生(5ème)・・・と上に行くに連れて数が減っていき、最終学年が 3 ème。年齢はほぼ14歳、娘を含めて数人13歳がいる。

先日、担任の先生に会いに行ったら、ちょうど3年生の下校時で、生徒たちがぞろぞろ出てきた。
日本の中学3年生に比べて、とくに女の子が老けている・・・この年齢だからマセている、と言うべきか。16-17歳に見える。
眉を細くしてメイクしている子が多い-娘も少し前からアイラインを入れて学校に行っている。10人中10人、素顔のほうが綺麗だ。ヒールの靴を履いている子も少なくない。男性が女装してハイヒールを履いたときのようにぎこちない歩き方。

なぜ担任の先生に会いに行ったかというと、娘が一日の停学処分になったからだ。
中学生は朝学校に着いたら下校まで学校の外に出てはいけない。うちで昼食を取ることになっている生徒だけが学校の外に出る許可をもらっている。Cantine(学食)でお昼を食べる生徒はInterne(内部生徒)、家に帰る子はExterne(外部生徒、ごく少数)と呼ばれ、連絡帳の色で区別されている。

ある日、午後一の先生が休みで「時間があるから、外でサンドイッチ食べたいね」「食べたい!」ということになり、外部生徒に紛れて出ようとしたところ、見破られたというわけだ。
私の携帯に「お宅のお嬢さんが脱出しようとしたところ、捕らえました」と電話がかかってきた。

メイクやヒールは何も言わないけど、見るべきとこは見ているわけだ。ありがたい。

結局、一日停学が半日の勤労奉仕に代えられ、教室や学食のそうじを手伝いに行った。おばさんたちが「すごく親切で、お菓子までくれた」と逆に喜んでいた。

背伸びしたい、禁止されていることがやってみたい年頃。ガンガン言えば、逆に隠れてやるようになるし、自分の中学時代を思い出すと、あまり強いことも言えないじゃない、と私は、
「もう2度とするんじゃないわよ。今度学則に反することやったらタダじゃ・・・」に留めたが、夫は“次の週末友達に会うのを禁止”を言い渡す。
ところが週末にはきれいに忘れていて、
「今日は○○ちゃんが遊びに来ているのか?少し見ない間に大人っぽくなった」なんて言っている。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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