長谷川たかこのパリのふつうの生活
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パリのふつうの日常
アニエスとテレーズ、巻き寿司に挑戦
DATE : 2007-07-05-Thu Comment 0
料理教室

ヴァンドーム・ハイアットホテルのレストランの、sous chef(シェフの次)という輝かしい肩書きを持つ愛ちゃん。フランスにきて7年、独学でここまで上昇した頑張り屋だ。すごく細い体に、けっこう筋肉のついた腕、その腕には火傷のあとが痛々しい。愛ちゃんはフランス料理のシェフだけど、本当に好きなのは日本料理、彼女の料理を食べた人たちが、あんまり美味しそうに語るので、聞いているだけでうっとりしてしまう。

その愛ちゃんに「たかこさん、フランス人対象のお料理教室始めません?」「今、日本料理すごく流行ってるから、いいかも」と料理教室を始めることになった。お試しの第一回は、巻き寿司にインゲンと鶏肉の胡麻和え。巻き寿司の具は「手近にあるものでできるように」と、アボカド、エビ、スモークサーモン、グリーンアスパラ、そして愛ちゃん得意の出し巻き卵。

参加したアニエスとテレーズは2人とも料理に興味がある、働く子持ちマダム。ご飯のとぎ方、寿司飯の作り方、フランス式ではなくアルデンテな野菜のゆで方、ゴマのすり方・・・シェフの鮮やかな手つきに「セ・ジェニアル!」(画期的!)と感動しながら、自分でも試している。

実は巻き寿司は一度も作ったことのなかったので、私も学ぶところが多い。「お寿司は買ってくるものなの」という言い訳はもうできない!結果はご覧のよう。出来上がったときに申し合わせたように台所に現れた夫や子供が、すごく美味しいと大喜びして「料理教室、毎日でもやって!」と言われて、少し傷ついた。
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