マデラ日記 2

マデラ島は面積727km㎡というから、沖縄本島の3分の2弱の大きさで人口は27万人。
観光客は年間100万人、筆頭はイギリス、ドイツ、北欧諸国、フランス・・・冬でも平均気温16度で、夏は最高22-3度、太陽は一年中という気候なので、当然、太陽が少ない国の人が多い。

ところが、ホテルもレストランも観光地もあまり混んでいない。だから快適。
子供連れや中年~老年の夫婦が多く、若いグループがいない。プールサイドに寝転んで観察していた娘は「ガキと年増ばっか!つまんない」
さの理由を分析してみると、
-砂浜の海岸がない。切り立った岩礁や岩だらけの海岸が多い。
-海の温度が低い:夏にブルターニュに行く習慣の友達は「去年も今年も冷たすぎて泳げない」。あそこと同じ海だもんね。
-8月に23度と聞くと、太陽を浴びるのが目的で海辺に行くフランス人はちょっと躊躇うかも。「きれいに日焼けしてる!」と人が振り返る、なんてことはどうでもいい初老の方たちが多いのでは。

石ころの海岸。よーく見ると、寝転がって日光浴している人が見えるでしょ?
でも、あそこまでどうやって下りていく?
plage_430.jpg

絵のような背景の中に老人が座っている。1時間後にまた通ったら、同じ姿勢で座っていた。

vieilhomme_430.jpg

観光業以外ではマデラワイン。ポルトガル本土のポルトと同じく熟成させた糖度の高いワインで食前酒や食後酒(チョコレートに合う)として飲む。ポルトより特徴ある香りで微かな苦味。日本にいた頃、“ハンバーグステーキ・マデラソース”なんてメニューをよく見かけ、料理に多く使うのかと思っていた。

そして刺繍。テーブルクロスやナフキン、子供服・・・刺繍のお店は多いけど、値段が高く(刺繍の量にもよるけど大型テーブルクロスで500ユーロ~)、最近では中国製品に負けているそう。
それに「おばあちゃんのうちにこんなナフキンがあったよね」という、一時代前の感じがする。

broderie_430.jpg

人柄も気候と一緒で温かい。乗るべき市営バスの乗り場がわからなくてウロウロしていたら、オバサンが周りの人に聞きまくって、バス停まで連れていってくれた。レストランにヘッドホンを忘れたら、お客さんの1人が走って追いかけてきてくれた。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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