このブランド成功の理由

コーダリーの2012年新製品のプレス発表があった。
しかしこのブランド、フランスの薬局・パラファーマシーではどこでもおいてあり、時々パラファーマシーが全品10%オフとかやるとコーダリーの棚は空っぽになるし、ボルドーのスパは予約が取れないし、NYのプラザ・ホテルに豪華なスパが開くし・・・とすごい発展だ。
宣伝が上手いのか本当に効き目のある製品なのか(両方でしょうね)・・・でも説明会に行くとなるほどの説得力だ。

まず創立者が綺麗というのは説得力がある。社員も揃ってそこそこに綺麗だ。
マチルド&ベルナール・トマ夫妻。この写真、数年前から出回っているが、今もあまり変わらない。

caudalie_mathilde_thomas.jpg

「ナチュラル」「アンチエイジング」というまさに今日求められているキーワードが全製品に貫かれている。
ブドウの種に含まれるポリフェノール(抗酸化作用)、
ブドウの若枝に含まれるヴィニフェリン(メラニン生成を押さえシミ・くすみを取る)
レスヴェラトロル(肌再生力強化)の3つの特許成分。この三種の神亀があれば怖いものナシ!という気になる。

広告に有名美人女優を使わない。わりと普通っぽくでも瑞々しい感じのキャラ。

caudalie_vinexpert_egerie.jpg

「水がないと、美しさもしおれる」というキャッチ、保湿クリームの広告。男性の視線は下に・・・
ヴィノソースというこの保湿クリームは、保湿クリームランキングで1位になった。
sorbetcaudalie_430.jpg

ブランド誕生に物語がある
ブドウの種の強力な抗酸化作用に注目したボルドー大学薬学部教授と、グラン・クリュの城主の娘(マチルド)の共同研究で生まれた。さらに、ブドウの枝を折って、樹液を顔にこすりつけるとシミが取れる、というボルドー産“おばあちゃんの知恵袋”から枝のエキスに注目・・・など、誰かに話したくなるエピソード。

ネーミングの上手さ
家族の夕食の席で決まったという“Caudalie/コーダリー”。本来は、ワインを口に含んだ時、その味がどのくらい持続するかの単位。でもブランド名と思っている人が少なくない。

・・・といろんな角度から説得力があり、成功の理由を納得した一日であった。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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