パリの人気レストランでメニューを開けば、Tenpura(テンピュラと発音)、 Daikon、 Yuzu(最多出場)、 Shiitake、 Mizuna(水菜!)、Tataki・・・あたかも日本語が多いほど料理が洗練されているみたいな傾向。
テレビやラジオのグルメ番組で、日本のシェフ、料理法、食材・・・の名前が出てこない日はない、というほどの日本ブーム。
先日は料理ジャーナリストやシェフを集めたラジオ番組でで「キュシカツって何だか知っていますか?」沈黙。
私もナンだろう?と聞いていたら「串かつ」のことでした。
パリ11区、レピュブリック近くに串かつ専門店BONがオープン。レンコン、ニューカレドニアの海老、シイタケの肉詰め、ナスのフライ+フォアグラ・・・と15品のコースのみで48ユーロ。コースのみにしたのは正解。蓮の根っこなんて注文するフランス人はいない。
ワイン1本とったら2人で130ユーロはいく。高いけど・・・美味しそう!

ナス+フォアグラ
Kushikatsu-foie-gras.jpg
photo:Express

週刊ル・モンドの「Paris-Tokyo d’un coup de baguettes/お箸の一振りでParis-Tokyo」(フランス語でbaguetteは細い棒の意味で、バゲットパン、お箸、魔法使いの杖の意味もある。ここでは後者2つをかけている)という特集記事。
「日本料理で大切なのは皿の中だけではなく、時、場所、雰囲気・・・それを取り囲むすべてのものだ。料理とは鑑賞され、瞑想され、食されるもの」というシェフ、ティエリー・マルクスの言葉で始まる。
日本のグルメ雑誌が主語をフランス料理に代えて同じような文章を書きそうではないか。
つまり料理に関して、フランスと日本は相思相愛なのだ。すばらしい。
第一、女性をくどく時は日本レストランに連れていけといわれている。

1967年、ピエール・トロアグロが仏料理人として初めて日本に滞在してから、ボキューズ、シャペル、ルノートル、ロビュション、ブラ、デュカス、パッサール・・・有名シェフは片っ端から日本に行き、通い続けている人も。

一方、仏シェフのもとで修行し、パリに自分の店を開いた若い日本人シェフたちも多い。Hiroki Yoshitake氏のSola、小林圭氏のKeiなど、HPの写真を見るだけで芸術品の世界。

Solaの料理。主役は鮭のようだ。2口でなくなりそうだけど・・・
restaurant-sola-paris-1.jpg

こちらはKei。鮮やかな彩り。
L1110617.jpg

どちらも行ったことがないけど、とびきり美味しそうだ。

Sushi・Yakitoriは中国勢にのっとられた感じだが、日仏を巧みに融合したフュージョン料理こそ、これからどんどん発展していくのでは。

上の2店はお値段もより高いので、当面の目標は串かつにしておこう。


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
↑ランキングに参加しています。お気に召したらクリックしてください。
スポンサーサイト
コメント
匿名で失礼します。
今、日本のTVでは韓国料理ばかり紹介されています。
どの局のどの番組も朝から晩まで全てなので凄い違和感を感じています。
食品衛生に不安を感じる韓国食品を買わせるために、日本人の味覚を朝鮮好みに変える為に、捏造しまくっています。
そのため韓国に対して不信感や嫌悪感を感じる日本人も多いと思います。
フランスでの流行が現地の人に反発を受ける様なものでない事を祈ります。
コメントの投稿
プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最近の記事
カテゴリー
おすすめ書籍
RSSフィード
おすすめコスメ
フランスに行くなら
プロヴァンスの田舎町をまわる1日
アーカイブ