禁じられた子供の名前

生まれた子供にTiteuf(ティトフ)と命名しようとした親に「待った」がかかり、結局つけられないことになった、という記事があった。
ティートフは子供に人気の漫画の主人公、子供にドラエモンと命名するのと同じようなものだ。

これじゃからかわれるよね・・・
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却下の理由は「子供が名前のためにからかわれ、生涯ハンディキャップになる危険性がある」。
それは同感だけど、親は自由に名前をつけていいんじゃなかったの?と調べたら、基本的には自由につけられるんだけど、子供の人権に拘わるような名前に出会うと戸籍係が共和国検事代理に連絡することになっているそうだ。そういう名前を禁止する法律がちゃんとある。
今回は、そこから家裁に行き、判事が「ダメ」と判断。どうしてもティトフとつけたかった親が控訴したので最高裁判所まで上がっていった。
今までにデモン(悪魔)、メガーヌ(姓がルノー!)などの名前が却下されている。

日本に住む日仏カップルの知人が長男に桃太朗と名づけた。学校で苦労しそうな名前と思ったけど、日本にはそういう法律がないってこと?(と書いたら、日本にも「悪魔ちゃん命名騒動」というのがあったことを友人が教えてくれた。)

カトリック国のフランスでは聖人の名前をつけるのが通常で、毎日、誰の聖人の祝日か書いてあるカレンダーがある。子供は誕生日に加えて、自分の名前の聖人の祝日にもお祝いしてもらえる。
最近は英語の名前も多いし、うちの子の友達にはオセアンヌ(Ocean=大洋、男の子)、プロスペール(Prospere=繁栄しているという形容詞。男の子)、ユーロップ(Europe=ヨーロッパ、女の子)など壮大な名前がいる。

以前はメインの名前に後に、女の子なら両親の祖母の、男の子なら祖父のファーストネームをもらう習慣があった。夫はアラン・ヴィクトール・ルネと3つ名前がある。
子供は日本語の名前も持っていて、メールアドレスやFacebookでは日本語の名前を使っている。
ひとつしか名前がないのは私だけで、もうひとつくらいあっても良かったな、と。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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