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新学期が始まって1ヶ月

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新しいクラスや先生に慣れて、ダレてくる頃だ。フランスの義務教育の中で大きく変わるのは、小学校から中学校。パリの中学校では“自分の教室”というのがなく、フランス語(つまり国語)の教室、歴史の教室、と生徒たちは渡り歩く。授業が終わると次の教室めがけて脱兎のように走るそうだ。入りたての頃は、どこへ行ったらいいのかわからずオロオロする生徒もいる。自分の教室がないと、持ち歩く教科書やノートが多くなり、かばんの重さは毎年文部省で問題になる。体重の10%が許容量だそうだ。学年の進み方は日本と逆で、6eme(日本の中一)、5eme、4eme・・・学年が上がるにつれて数字は若くなる。娘の中学は、1学年5クラス、各クラス30人弱、中学は4年だから、計約600人。カンティーヌ(学食)は高校生も一緒なので、1200人収容の大食堂でお昼を食べる。チョイスできるセルフサービスで、11時半から1時半まで空いている。「今日は何食べたの?」と聞くと「アントレはパスして、メインは鶏のカレーソースとニンジン、すごく美味しくて、友達が残したのまで食べた」などと報告する。回教徒で豚肉を食べない生徒もいるので、必ず選択肢がある。給食費の請求書に「奨学生、およびラマダン(回教徒の断食)をやる方は申し出てください」と書かれていた。ラマダン割引があるってことだ。育ち盛りは免除されるんじゃなかったっけ?
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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