オランド大統領の新内閣発足。
総理大臣にはジャン=マルク・エローが任命された。ナント市長で、国民議会社会党会派のプレジデントもしているけど、全国的に名前が知れた人ではないので“アンチ・ヒーローの首相”と言える。
続いて発表された34人の大臣は、名前を知らない人も多く、羅列しても全然面白くないのでしないけど特筆すべきは2つ。
-34大臣中17人が女性:初めての男女半々、スバラシイ!

何人知ってるかな・・・
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PHOTO:AFP

-大臣の給与30%カット:カット後の月給は9940ユーロ(100万ちょっと)。首相の月給も同じく30%減で14910ユーロ(約150万円)。責任と激務を考えるとまぁいいか。
さらに大臣の経費も10%カット。倒産・失業者が溢れる時代に即し、金遣いの荒かったサルコジ内閣と一線を画する処置。

総理に続く№2である外務相にはローラン・ファビウス。ミッテラン政権下、最年少(37歳)で総理になり(ただし8ヶ月と3日間)その後、社会党書記長、国民議会長など務めたキレ者。かなりの皮肉屋。全外務相アラン・ジュッペとの交代劇では、
ジュッペ:「嵐で航海の難しい海の舵取りを任せます」
ファビウス:「美しい街(ジュッペは元ボルドー市長)にお引き取りください」

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それに先立ったエリゼ宮”権力交代”では、サルコジとカーラ・ブルーニ(白いTシャツに紺のパンツスーツという頑張って簡素なスタイル)が現れ、車で走り去る。と同時にオランド新大統領がヴァレリー・トリエルヴィレールを伴って現れた。
結婚していない恋人が“ファーストレディ”として公式のセレモニーに現れる、この自由さが好きだ。6年来一緒に暮らしている事実上“妻”、結婚というひとつの形式にこだわって正式、内縁と分け隔てしなくていいじゃない。
それはそれとして、
「どーしてフランスの政治家は揃って美女をゲットするんでしょうねぇ・・・」という米ジャーナリストのコメントが可笑しかった。

ヴァレリー・トリエルヴィレールはジャーナリスト。
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政治家&ジャーナリストの組み合わせはけっこう多い:ドミニック・ストロスカーン&アンヌ・サンクレール(一時フランスで一番セクシーな女性1位にも選ばれた)、ベルナール・クシュネール&クリスティーヌ・オクラン 、アルノー・モントブール(今回の大統領選左派候補者の一人、新内閣で“生産性復興”大臣)&オードレイ・ピュルヴァール・・・政治家は過密なスケジュールだから、出会う女性といえばジャーナリストやTVキャスターくらいってことだろうか。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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