“お薦め”と言えるか再び迷うこの映画

ブルース・ウィリス、ビル・マーレイ(ソフィア・コッポラ『ロスト・イン・トランスレーション』)、フランシス・マクドーマンド(コーエン兄弟『バーン・アフター・リーディング』)、ティルダ・スウィントン、ハーヴェイ・カイテル・・・というキャストの顔ぶれ、観ないわけにはいかない。『Moonrise Kingdom/ムーンライズ・キングダム』、監督は『Fantastic Mr.Fox』のウェス・アンダーソン。

一時代前の水彩画のような色調で描かれる。背景は1965年
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ニューイングランドの沖合いの島、ボーイスカウトの合宿所から男子が逃亡する。同じ島の、大きな家に住んでいる一家の長女も時を同じく姿を消す。12歳男女の“駆け落ち”・・・この2人を、警官、家族、ボーイスカウト隊長が追っかける。そこへ巨大な台風が近づいてくる・・・と書くとけっこう面白そうだけど。ナンセンス・ユーモアで可笑しくなくはないけど、あまりにズレていて最初戸惑う。少なくとも私は戸惑った。ナニコレ?
その後、いかにアホな世界かということがわかると、けっこう笑う。

『ダイ・ハード』シリーズで何度も世界を救ったブルース・ウィリスが、離れ島の生真面目でおバカな警官役、というのは優れたキャスティングだ。駆け落ち娘の両親にビル・マーレイ&フランシス・マクドーマンド。この2人は黙って立っているだけで可笑しいキャラなんで、もうちょっと活用できなかったものか。もったいない。

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ところでこの映画は年齢層でウケが違う:15歳の娘は大爆笑で「めちゃ面白かった」。
21歳の息子は「けっこう面白かった」。
夫は「10分で出ようかと思った」入ったからにはモトを取らなくちゃという主義の彼は、結局出ず、いびきをかいていた。
早い話、若いヒトの映画ってこと?

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コメント
はじめまして。
おもしろそうですね^^
Re: タイトルなし
Kirarako様

フランスにはちょっとない種類のユーモアで、「アホな・・・」と思いつつ結構笑います。
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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