税金天国、モナコ

ボーリュー/Beaulieuからモナコ、マントンまで運賃1ユーロのバスが出ている。
モナコ、モンテ・カルロ=コート・ダジュールの優雅なバカンスというイメージがあり、1ユーロにも惹かれて行ってみることにした。
バスがやってきたが「満員」の表示。乗せてくれない。立っている人はチラホラで、何をもって満員というのよ、運転手の気分?また10分待ちだ。前のバスにも乗れなかったというマダムとおしゃべり。
「ボーリューのスーパーやマルシェはパリより高いけど、これはバカンスシーズンだけでしょ?」と聞くと、
「いいえ、年中なの。あたしはバスに乗って他の町まで買出しに行き、ボーリューではミネラル・ウォーターしか買わないのよ」だって。
日本で言ったら元ホステスみたいな玄人っぽい雰囲気のマダムはボーリュー在住。肩を出した黒いロングドレスに足首にパールがついたサンダル、推定年齢60歳。
「モナコに着いたらFNACのあるショッピングセンターに色々お店があるわよ」
彼女は45分バスを待って、歩いて5分の次の駅で私に手を振って降りていった。元ホステスは歩かないのだ。
さてモナコで降りてみると、所狭しとビルが立ち、そのビルたちは書割のようなチープな豪華さで、その狭間に「これでもか」というようにビルを建設中のトンデモナイ町。

monaco2-001.jpg

炎天下の中を当てもなく歩くのもイヤなので、元ホステスに教えられたFNACを-なんでモナコまで来てFNAC?と思いつつ-捜し求める。途中に大きな公園があるけど、その公園までディズニーランドのように人工的。
ようやくFNACがあるショッピングセンターに着くと、そこはウソっぽいシャンデリアが輝き、どことなくケバい服やブランド品の店が並んでいる。
モナコはご存知の通りタックス・ヘヴン(税金天国)、億万長者が集まるとこういうことになるのね。

Monaco-001.jpg

こんなとこにいてもしょうがないと更にバスに乗ってマントンまで行く。もとはモナコ公国の領土で、1860年フランス領になった。建物がイタリアっぽく、遥かに風通しよく美しい。
南仏のよろい窓はこんな風に3段階になっていて、日光を遮る。

Mentonhotel-001.jpg

延々とと続く海岸。水着をもってくればよかったと悔やむ娘たち。下に着ていけばって言ったじゃない!

Menton-001.jpg


にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
↑ランキングに参加しています。お気に召したらクリックしてください。
スポンサーサイト
コメント
初めまして!ブログ読ませてもらいました‼
パリでの生活羨ましいです(*^^*)
発見の毎日なんでしょうね。

どの位パリ生活しているんですか⁇
コメントの投稿
プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最近の記事
カテゴリー
おすすめ書籍
RSSフィード
おすすめコスメ
フランスに行くなら
プロヴァンスの田舎町をまわる1日
アーカイブ