ORANGEとの戦い

と言っても、果物のオレンジに特別恨みがあるわけではなく電話・携帯・インターネットの大通信会社のオレンジのこと。

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話は遡り、日本から帰ってきた数日後、突然携帯電話が使えなくなった。近くのORANGEブティックに赴いて、なぜ?どーして?と尋ねると、画面で私のデータを見ていたオバサンが「だってあなた、月極め使用料以外に410ユーロ分使っているから、これを払わないとブロックが解除されませんよ、ふふふ」410ユーロ!ガーン!
「でも日本に発つ前にPass voyageというのを買っているからそんな金額になるとは思えない」と言うと「そういう文句はあなたの携帯から700にかけて言ってください」
その携帯が使えないから騒いでいるんで、なんともシュールなオバサン。私はプリプリして店を出た。何が「ふふふ」だ。

ご存知のようにフランスの携帯を日本で使うと、まずフランスにかかってから日本に達するのですごく高い通話料になる。ので発つ前に1週間1時間半の通話でいくら、2時間でいくらというPass voyageを買うことにした。
オペレーターが「行き先はアメリカ、カナダ、アフリカ・・・?」と聞くので日本だというと「ああ、“残りの世界”ね」「オタクでは日本を“残りの世界”と呼んでるわけ?!」「デゾレ」
私は週50ユーロのパスを2週間分買った。

さてブティックを出たあと、フィクスの電話からORANGEにかけて「410ユーロという数字はどこから出てくるのか」と尋ねたら、
「それはあなたがかけた通話でしょ。X月X日に6分、○日にはメールを見て8分・・・日本は遠いのよ」
そんなこと言われなくてもわかってる。
「じゃその明細を送ってください」と言うと、「それは私の管轄じゃないから“訴訟係”に回します」
待たされてやっと出てきた訴訟係の青年に、パスを買ってでかけたこと、日本にいる間に「50ユーロに達したら通話ができなくなります」というSMSを2回受け取ったこと、と言うと、
「じゃその旨を今からいう住所に文書で送ってください」そんなら最初からそうと言え!
青年は、「手紙を受け取ったら1週間くらいで郵送でお返事します。でも・・・」
「でも?」
「あまり希望はないと思いますよ」
その夜、私はオレンジに手紙をしたため書き留めで送った。
1週間後に返事が来た。
「あなたの要望を検討しましたところ、請求額に間違いがないことが判明しました。また“残りの世界”の中には明細をよこさない国もあるので、明細はお送りできません。
ご質問があれば携帯から700に・・・・」
戦いは続く。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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