「お宅はお子さんが大きくて、もう心配なくていいわね」と言われるたび、曖昧に笑いながら、今にわかるわよ、と思う。

上の息子が友達と車ででかければ「あいつら、音楽はガンガン聴くし、お酒は飲むし、事故に遭ってないだろうか」。
娘の夜でかければ「ヘンな男に付きまとわれてないでしょうね」、友達がハシシを吸っていると聞くと「もしかしてこの子も・・・」と心配になる。
フランスでも若者の就職難だから進路のことも気がかりだ。でも息子はもう成人だからあまり口うるさく言いたくないんで、距離のとり方も難しい。朝、息子の部屋からガールフレンドが出てきた時、「よく眠れた?」なんてアホな挨拶はできない。何て言えばいいのさ?・・・こう見えてなかなか気を遣うことの多い。

そして3ヶ月のバカンス!大学は、ヒドイところは10月半ばに始まるし、娘の美術高校は(他の高校は9/3に始まってるのに)9月の半ば。
親が休みを取ってどこかに連れていけるのはせいぜい2週間なんで、それ以外はパソコンゲームやテレビ、友達でぐーだら暮らしている。スポンジみたいに吸収できるこの年頃に、一年の4分の1を遊んで暮らしてどーするの?
・・・なので、「小さい子供、小さな心配。大きな子供、大きな心配」という諺だか引用に、「良くぞ言ってくれた」と感謝している。
娘は明日から学校が始まる。夫と映画を観にいって夜8時ごろ帰ってみると、宿題の紙が見つからないと大騒ぎしている。
言ってもしょうがないセリフと知りつつ、思わず「宿題を新学期の前夜にやるわけ!?」
結局少し手伝うハメに。
そして一旦学校が始まると、毎日授業が8時~18時という濃縮時間割で消化する暇もない。教育制度の改正に一番力を入れる、と公約しているオランドさん-彼自身、大統領就任3ヶ月目に3週間バカンスを取ったと非難されてたけど-長すぎる夏休みも何とかしてちょうだい!

新学期は「rentrée/ロントゥレ」。(学校に)戻ること、復帰すること=新学期
les_bons_plans_de_la_rentree_des_classes_2012.jpg


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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