年度初めに行われるRéunion des parents d’élève(生徒の親のミーティング)、つまり保護者会。
私が子供のときは父兄会と呼ばれていて、何で父と兄なんだ?と常に不思議に思っていたけど、あれは死語になったわけですね。危うく使うとこだった。

いつも2時間くらい続いて退屈なんだけど、行けと言われれば仕方ない。
最初に校長先生のジェネラルな話:4年に渡る増築工事も終わりに近づき、素晴らしい校舎になり、今まで3つの場所に分かれていた高校がようやく一堂に会する・・・しかし親達はそれを聞いて喜ぶわけでもなく、学食のことに抗議が集中する。全部で1000人の生徒が12時から13時に殺到するんで、30分行列して食べる時間がない、料理がまずい・・・食べ物のこととなるとフランス人は殺気立つけど、朝は8時に始まり、お腹を好かせた食べ盛りの子供たちが食べる時間がない、というのはオーガナイズの悪さだし、娘が「お昼のステーキが脂身と筋ばっかで食べるとこがなかった。腹減ったー」と帰ってくれば「ちゃんとお金払ってるのに!」に腹が立つ。

校舎はこの完成予想図にかなり近づいてきた。
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その後、クラスごとに分かれて説明会がある。娘の美術学校は、バカロレアを受けるリセ部門と、デザインや建築を学ぶ職業リセが一緒になっていて、リセは一学年一クラスだけ。つまりヤナやつと一緒になっても3年間離れられないわけだ。先生も然りであまり変わらない。
担任は、初日に「去年と同じ○○先生です」と発表があったとき、生徒全員が“泣き倒れた”という女教師。
「その○○先生の前で泣き倒れたわけ?」と聞くと、
「ううん、いなかった。でもいても同じことをしてたと思う」というくらい嫌われている先生だ。
保護者会は当然その○○先生が仕切った。確かに退屈。
「各科目の先生に話していただくので、私は長くは話しませんが・・・」と前置きしつつ、延々としゃべり、各科目の先生達も待ちくたびれて苛立ってくる。
彼女は美術教師だけど、こんな趣味の人が美術を教えていいの?というくらいすごい服装をしていた。ベージュのセーターに黄緑とくすんだオレンジのエプロンのようなワンピースを重ね、その上にぼやけた色のジャケットだか羽織りみたいなのを着て、黄緑のレギンスにウェッジのサンダル。彼女なりに保護者会用にがんばったコーディネートなんだろうけど、古風で整った顔立ちに全然似合っていない。どんな顔立ちでも似合わないだろうけど。

眠くなってきた私が携帯電話で遊び始めたところ、「クラスでの携帯電話ですけど・・・」と言い始めたので、ギクリとして顔を上げた。ちょうどその時、隣に座っていたお父さんの携帯がけたたましく鳴り出したので、居眠り仕かけていた保護者たちはみんな目覚めた。
数学やフランス語の先生は早くも学年末にあるBac blanc(バカロレア模試)の話。
17時間もある美術の授業では美術館やエクスポにもよく行っている。この前はセーヌ河岸にできたモード&デザインのシテles Docksに行ってデッサンをしていた。

les Docksでは川久保玲とバレンシアガのエクスポをやっている。

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・・・なんて、私も延々と書いてしまったわ(眠りそうになりました?)人のことは言えない。


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コメント
居眠り
フランスで働いていた頃、会議で居眠りするのは日本人だけで、
フランス人は眠らないと感じていましたが、
フランス人の父兄は眠るのですね。
Re: 居眠り
それは日本人のほうが過労とストレスの生活をしているからじゃないでしょうか?

といっても私が過労の生活をしているわけではなく、学校の教室で大勢いたんでつい。
さすがに会議では眠ったことないです・・・なんて言い訳ですね!
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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