フランス人はやっぱりフケツ・・・

20年くらい前、フランス人の3人に1人は毎日身体を洗わない、10人に1人は自分の歯ブラシを持っていない・・・という恐ろしい統計を読んで、アララ、大変な国に住んでしまった、と思ったもんだ。それから月日は経ち、テレビや雑誌にはシャワー・ジェルやシャンプーのCMが氾濫しているし、皆さん衛生的に進歩したに違いないと信じていた。

”近代的衛星”を謳った洗面台の広告、20世紀初頭のもの?
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ところが。先日発表された調査によると、シャワーを毎日浴びない人(自称2日に一度)は5人に1人。1週間に一度が3.5%。数は減ったものの、毎日洗わない人が根強くいるんだわ。オフィスに必ず「そばを通るとなんか匂う」人がいるわけだ。
お風呂になると更に減って、1週間に一度入るが18%。経済的、時間的理由、最近ではエコロジーを理由に挙げている人もいるけど、一番は習慣の問題と思う。うちの子供たちはお風呂に関しては“日本人”で毎日入る(ホッ)。でも夫をお風呂に入れようとすると「服を脱ぐのが面倒」とか「疲れる」とか屁理屈を並べ、一苦労だ。でもシャワーは毎朝浴びる。
5人に1人は食べる前に手を洗わない(!)そのうち12.5%はトイレを出て手を洗わない(!!)カフェやレストランのトイレでお洒落な女性が手を洗わずスーっと出て行くのを目撃したことあるでしょ?

日常生活で一番フケツなのはメトロやバス、メトロの手すりを触った手で食べたり、目をこすったりして伝染性の病気にかかる危険性大、と叫ばれて数年になる。意識調査では過半数が一番汚いのはメトロ、2位:パソコンのキーボード、3位:トイレのドアノブと答えている。というのに55%が乗り物に乗ったあと手を洗わない。
その昔、メトロの座席に裸のバゲットを直接置いている人がいて飛び上がったけど、それはさすがに出会わなくなった。
髪の毛は-結果が恐ろしかったから?-アンケートの項目に入っていなかった。いつも綺麗に髪をセットしていた義母は、1ヶ月に1度美容院で洗ってもらい、自分では洗わなかった。
それにシラミ!小学校で一年に一度は連絡帳に「シラミに注意してください」と先生が知らせてきたし、新学期、薬局のウィンドウにはシラミ退治の薬やシャンプーが宣伝される。
こんな先進国でシラミに出会うとは思ってなかったので、最初、犬猫のノミ退治の薬かと思って「それにしてはノミの絵がヘンね、似てないわ」なんて言っていた。
そのうえ学校の先生が「シラミと髪の清潔は全く関係ありません!」と自信を持って断言するんで、こいつらの衛生観念、どうなってるんだろう?
もう20年、待たなければならないんだろうか・・・

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コメント
はじめまして。
以前からイタリア人の夫に、エスカレータなどの手すりに触るたびに、「汚い!」と言われて、何を大げさなと思っていたのですが、病気感染のおそれまであるとはびっくりしました。ご家族で、フランスでもおふろに入られるとはうらやましいです。おふろは、イタリアではガス代が高いこともあるし、浴槽のつくりがお湯に浸ってもくつろげないようになっているので、わたしはうちではあきらめています。うちの義母も、髪は美容院で洗ってもらわないと自分ではできないというので、洗髪は月1,2回かと思います。わたしも髪は毎日洗いたいと来た当時は思っていたのですが、硬水が髪によくないためか、洗えば洗うほど髪が傷んでぱさぱさになる気がして、最近は、回数を減らしています。トイレのドアのノブを触っても手を洗わずに、外に出た人が触る手すり…… 以後は気をつけて、できるだけ触らないようにして、帰宅後はこれまでにも増して、しっかりと手を洗うように心がけたいと思います。
Re: なおこ様
そういうご主人を持たれて幸せですね!夫は”うちに帰ったら手を洗う”習慣がなかったらしく、何度言ってもダメで終いには「なんでメトロが汚い?」と開き直ります。
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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