『人類最後の日』はこの村へ!

2012年12月21日が近づいている。恐れている人と笑い飛ばしている人と・・・後者のほうが断然多いと思うけど。
でもさっき金曜日に会う約束をした人が、
「大丈夫ですよね?」
「何が?」
「だって12月21日・・・」
と言われて、やっぱり半ば不安な人がいるんだろうか。
フランスにも防空壕に大量の食料とともに立て篭もっている人がいるらしいものね。
そういう人はこの村に行くといい。

2012年12月21日、人類最後の日

南仏はAude県のBugarach/ビュガラッシュ。コルビエール山脈の最高峰(1230m)のふもとの村、人口180人。
世界終末論者たちの予言によると“山の頂上に、オヴニーのようなものが隠されていて、21日に選ばれた人間だけを乗せて飛び去る”んだそうだ。21世紀版ノアの箱舟。
その予言だか噂の発端は、この山頂(写真の)から聞こえる“機械の音”のような不気味な音。
洞窟学者の一団が目下、山頂を掘り返したり、洞窟を調べたりしている。

2012年12月21日、人類最後の日2

既に54カ国から250人のジャーナリストが取材を許可されていて、当日村から生中継(一体何を?)することになっているとか。
この村の村長さん、ジャン=ピエール・ドゥロールは最初、村興しの絶好のチャンス!と大喜びした。細々とヤギのチーズを作っていた過疎の村から第二のルルドに昇進!
ところがMIVILUDES(カルトの常軌を逸した行動と戦い監視する省庁間ミッション)から警告が:1995年、ヴェルコールで起こったカルト教団『太陽寺院/Temple Solaire』の集団自殺のようなことが起こらないとも限らない。大量殺人も起こりかねない・・・
以来、村長さんは心休まらぬ毎日。「早く『人類最後の日』が終わってくれて、別のことをやりたい」

“当日”の2日前から村は100人の憲兵が包囲し、問題の山は出入り禁止になる。当日はそれに加えて地元消防団と救急精神科医のチーム(!)が万が一に備えることになっている。
村長さんはジャーナリストや憲兵の食事や簡易トイレの準備で大忙し・・・という話を私はExpress誌で読んだけど、「この村は人口180人(エイリアンは含まず)・・・」とか、笑いながら書いたのが見えるような記事だった。

P.S.ご覧のようにブログの顔が新しくなりました。イラストは米澤よう子さん。周囲では”私がカッコよすぎる”という声が飛び交っていますが(うるさいわね)、いかがでしょう?

ランキングに参加しています。お気に召したらクリックしてください。
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村




スポンサーサイト
コメント
変わった
おっ!変わった。格好いいイラストですね。いかにもパリっぽくて。
Re: 豊栄のぼる様
よかった!ありがとうございます!
素敵
すぐに変わったことを見つけておもわず
素敵!!って叫びました。
かっこいいしパリの雰囲気あるし
私も寛恕に頼みたいな。
イラスト素敵です!
脚の綺麗な長谷川さんをよく表しているのでは?(本、読みました。本も面白かったです!)。足元のネコはアナイス?元気でしょうか?
Re: shu様
本も読んでいただいてありがとうございます!
そう、アナイスです。断りもなく自分が描かれているのを知ったら、憤慨するでしょうが・・・
相変わらず気難しく、でも元気にしています。
Re: 由利信子さま
ありがとうございます。
米澤さんの描くパリは(現実より!)素敵ですよね。
コメントの投稿
プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最近の記事
カテゴリー
おすすめ書籍
RSSフィード
おすすめコスメ
フランスに行くなら
プロヴァンスの田舎町をまわる1日
アーカイブ