Passion/パッション
ブライアン・ド・パルマによる仏映画『Crime d’amour/愛の犯罪』(2010年)のリメイク。
マルチナショナルのIT企業、美しくて有能な女上司クリスティーヌ(ラッシェル・マカダム)を崇拝するイザベル(ノーミ・ラパス)。でも女上司はそれを利用して、イザベルの業績を自分のものにしてしまう。そういう汚い手を使われたら、黙ってはいられない、と反撃に出るイザベル・・・
女の戦い、嫉妬、復讐の物語は、最後の20分(15分かも)が長すぎた。ヒッチコックと比較されるサスペンスの名監督が、ラストで場内から笑いがおこるようじゃダメでしょ!
元映画『Crime d’amour/愛の犯罪』(クリスティーヌ・スコット・トマスとリュディヴィーヌ・サニエ主演)に軍配。

美しく背徳的なポスター、最後に笑う映画と誰が思うか?
映画『Passion/パッション』

Passion
Brian de Palma/ブライアン・ド・パルマ監督
1時間40分
フランスで上映中

Hitchcock/ヒッチコック
「サスペンスの巨匠」と呼ばれ、絶頂期にあるアルフレッド・ヒッチコック。次の作品は今までと違ったものに・・・とシリアル・キラーの話を思い立つが、プロデューサーも友達も反対する。妻であり共同執筆者でもあるアルマは、一度思い立ったら後に引かないヒッチコックの性格をよく知っている。失敗を覚悟で夫を助け、2人で映画を作り上げる。こうして生まれたのが、ヒッチコックの作品の中で一番有名になった『サイコ』だ。
顎とお腹に器具を入れ(義顎と義腹?)、半眼閉じた目つきといい、ヒッチコックに似せようと努力したアンソニー・ホプキンス。アルマ役(こんな影の女がいたのね)のヘレン・ミレンも上手く、名作が生まれた裏話はそれなりに面白いけど、やっぱりできあがった名作には敵わない。

ポスターも50年代レトロ
映画『ヒッチコック』

こういう映画をBiopic(ビオピック)と呼び、テレビやラジオで最近よく耳にする。何それ?Biographie(伝記)の一種?と調べたら、「biographical motion true picture」を縮めたものだった。
アラフォーとかセクハラとか、外来語を縮めるのは日本だけの特技かと思っていたら・・・

Hitchcock
Sacha Gervasi/サーシャ・ガヴァシ監督
1時間38分
フランスで上映中、日本は4月5日ロードショー


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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