肌は日本、歯並びはフランスの勝ち

奥歯が虫歯になって歯医者さんに行ったら、親知らずがまだあった(!)のが見つかって、抜くのが趣味みたいなその歯医者は嬉々として抜いてしまった。
麻酔が切れたあと、そんなに痛みはしなかったけど、24時間、口の中は血の味がして、ドラキュラになった気分。ニンニクを見ると逃げ出したりして・・・

その後、虫歯の治療を始めたんだけど、何しろ奥の奥なので、「すごく難しい」と歯医者。それが仕事だろうが。
「あなたの頬が柔らかすぎてやりにくい」とか(頬が硬い人なんでいる?)、
「舌が邪魔だ」(それも抜きたい?)とか文句ばっかり。
最近、離婚した(正確には奥さんが去った)と聞いたけど、その腹いせを患者にしないで欲しい。
そしたら今日は「あなたの歯は普通じゃない」と言いだすので、さすがに私は起き上がり、
「“普通じゃない”って?」
「つまり噛み合わせが少しズレているってこと」
「でも完璧な噛み合わせの人なんていないでしょう?」
「確かに。でもあなたが10代の頃に矯正していたら、もっとマシだったかも」(ホントに気に障ることをいう医者だ)
しかし、そこで私はハタと気づいた。

日本女性と仏女性を比べると、肌がダントツに日本の勝ち。日本人は紫外線に注意して日に当たらないようにするし、もともとシワができにくいし、食べ物も関係あるに違いない。髪の毛も日本人のほうが綺麗だと思う。しかし。歯並びは(男性も)フランス人の勝ちだ。
矯正が一般に行われていて、歯医者は子供の歯並びが悪いと、すぐ矯正専門医に送り込む。乳歯がすっかり永久歯に変わった12-13歳頃から2年間、子供は矯正器具をつけて暮らし、初めてのキスをする頃には綺麗な歯並びになっているというわけ。
なぜ一般化されているかというと、保険が効くからだ。矯正は平均3000ユーロくらいかかるけど、健康保険と相互保険(mutuelle)で殆ど全額戻ってくる。
ジュリア・ロバーツのように大口開けて笑える歯並びの人たちを見ていると、歯の美しさに敏感になるし、美的だけではなく、老後にも大切ということだ。

娘は2年間、痛いとか眠れないとか文句を言っていたが、やっと矯正器具が取れて、そのお祝いまでさせられた。晴れて、初めてのキスをしたかどうかは知らないけど・・・


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コメント
同感
全く同感です。うちの息子達は、フランスで暮らしたおかげで、綺麗な歯並びになりました。フランスに感謝です。
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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