カンヌ、至難の宿探し

招待してくれるのは嬉しいけど、飛行機、ホテルは自分で取らなくてはならない。
映画祭の時、カンヌの宿は「1週間単位じゃないと予約できない」「一泊1500ユーロ!」という、噂だか本当の話だかを聞いていたので、諦めていたところへ“カンヌの宿取り屋”という人を紹介してもらった。

電話で「ご予算は?」と聞かれてウッと詰まる。あんまり現実と離れたことを言ったら、すぐ切られそうだ。
頑張って「500ユーロくらい」と言ってから、
「あのお、ホテルじゃなくてシャンブル・ドットでもいいんですけど」
「は?シャンブル・ドットって何ですか?」
“民宿”も知らない別世界の方だったのね。しかし、万が一500ユーロで見つかったらヤバイ、とハラハラしていると、数時間後に電話があって、
「一番安いので1泊850ユーロ」という返事だった。内心ほっとして、
「予算オーバーです、メルシーボークー」

宿取り屋がダメなので今度こそ諦めるか、でもこれが最初で最後のチャンスかも、とキャンピングカー説まで出たところへ、画期的な考え:去年の夏、南仏のアパルトマンを借りたオヤジが、あちこちに貸し物件を持っていて、カンヌにもなかったっけ。
オヤジにメッセージを残すと、すぐ電話が来て
「3泊?ほんとは1週間単位なんだけど、去年借りてくれたから特別ということに・・・」と、カンヌから6kmのゴルフ・ド・ジュアンのアパルトマンを借りられることに。1泊100ユーロという、カンヌのホテルを泣く泣く取った人が聞いたら卒倒しそうなお値段。

飛行機とレンタカー代を入れてもカンヌの(一番安い)ホテル一泊分より安いというプランが出来上がり、かくして私と夫はカンヌに行けることに。
でも一番喜んだのは子供たち・・・うるさいのが3日もいなくなる!


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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