バカンス:住みたくなる場所

カーニュ・シュル・メールにはサン・ポール・ド・ヴァンスのように鷹巣村があり、14世紀初頭のお城がある。先日のカルチャーに失敗した私たちは、そこに出かけてみることにした。

サン・ポール・ド・ヴァンスとは違い、道には人っ子一人いない。南仏らしい家が並んでいるけど、ひっそり静まり返っている。昼寝の時間には早すぎるし、住民たちは一体何をしているんだろう?

コート・ダジュール カーニュ・シュル・メール3

カーニュの町が一望。娘の頭から垂れ下がっているのはAtébas/アテバと呼ばれるメッシュ。アフリカの何とかいう歌手が流行らせたもので、毛糸を何色か組み合わせて編む。親が何か頼むと「時間がない」と言うくせに、こういうことには時間があるのね・・・
コート・ダジュール カーニュ・シュル・メール2

話は戻って、このル・オー・ド・カーニュと呼ばれるこの鷹巣村は、サン・ポールより遥かに美しかった。観光地はちょっと有名になると、チープなお土産屋や不味くて高いレストランが林立して、どこも似たようになってしまう。サン・ポール・ド・ヴァンスが有名になったのは、シャガールが一時住んだり、イヴ・モンタン&シモーニュ・シニョレの家があったり、30年代からアーティストが好んだ城壁入り口のレストラン、ラ・コロンブ・ドール/La Colombe d’or(金の鳩)・・・などなどのせい。
この眺め、この気候・・・こんな場所に住みたい!と思うけど・・・当たりにはパン屋すらない。

コート・ダジュール カーニュ・シュル・メール

「ここに住んだら車が必要だよね?」
「ゼッタイ」と夫。
ということは免許を取るのから始めないと・・・私は日本の教習所で毎回車をぶつけ、教官から「アンタ、表に出たら一日1人轢くか撥ねるかするよ」と言われて即ヤメタ、という苦い経験がある。アクセルとブレーキを間違えるんで、足元を見て運転していたからだ。「アンタの横に乗るのは恐かった」という教官の最後のセリフで、決して誇張ではないのがわかった。
”こんなとこに住みたい”夢はたちまち消えた。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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