31日の夜「ハロウィーンだから、出かけるかも」と娘。
「ハロウィーンって明日じゃなかった?」
「知らない」
「でも、11月1日はToussaint(諸聖人の日)だから、一緒の日のわけないか・・・」
と、いつも混乱するんで調べたら、ハロウィーンは10月31日。今から2500年以上前にケルト人が、当時の“新年”と収穫の終わりをこの日に祝い始めたんだと。このお祝いはSmainという死の神に捧げられ、現世とあの世の間の扉が開き、死者の魂と交信できるとされていた。
この祝日は、アイルランドがキリスト教化した後もカーニバルとして残り、アイルランド移民とともにアメリカに渡り、大流行になった。
11月1日は、有名・無名のすべての聖人に捧げられたカトリックの祝日。
翌日2日が、万霊節とも言われる「死者の日」(正確には「信仰を持って亡くなった人すべての記念日」)・・・すなわち、10月31日~11月2日は、私じゃなくても混乱する紛らわしさ。現にフランス人がよく「Toussaintだからお墓に花を持っていこう」というのは正確じゃないわけだ。

11月が近づくと、どこの花屋も菊の花で一杯になる。

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あまりお墓参りに行かない人も、花屋を見ると「あ、そういえば」と菊の花を買って墓地に赴く。
墓地、お葬式の花は、花屋の年商額の11%とか。それが近年1割近く減少しているそうだ。死者たちにまで不況の煽り。

一方、新ビジネスとしてジワジワ延びてきているのが「棺のカスタマイズ」。
ニームのPersonifiaという会社は、「花」「光」「プロヴァンス」「禅」「高所」「旅」などテーマ別に、松の一枚板にプラスティック・フィルムを貼ったお棺を作っている。中でも、蓮の花からキラキラ光の粒子が立ち上る「光」や、竹と岩を配した「禅」に人気があるとか。スポーツ好きには「オリンピック」「スタッド・ド・フランス」(!)、「高所」は「モンブラン」や「エッフェル塔」(!!)・・・

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カラーヴァリエーション豊富なメタリック棺を提案している会社もあったけど、

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・・・どっちも、あまり入りたくない。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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