許しがたい!大人たち

週末、モノプリのレジで順番を待っていたとき。私の前に15~16歳の少年2人がワインを買おうとしていた。レジの若い女性は、
「あなたたち未成年でしょ。売れません」
少年2人は「いやちゃんと成人(18歳)だ」とかモソモソ言っているが、誰が見たってガキだ。レジ女性は譲らない。エライ、そうでなくちゃ。
夜、飲んだくれるつもりの少年たちは粘り、レジを待つ人も多くなってきたので、
「店長があそこにいるから聞いてらっしゃい」とレジ女性。どうなることかと観察していたら少年たちはすぐに戻ってきて、
「ワイン、こっちにくれる?」
「売れないっていってるでしょ。店長はなんていったの?」
「誰かに頼んで買ってもらえって」
私はのけぞりそうになった。店長(50代の女性)は、未成年の飲酒を阻止するより1品でも多く売ることを選ぶっていうの!ちゃんと務めを果たしたレジの女性は「今後、こう言うように」とか注意されかねない。
なんと逆さまの世界!うちに帰ってから、店長に文句を言うべきであったと後悔する。

タバコ屋も同じだ。近くのタバコ屋にはその裏手にある中学の中学生がタバコを買いに来る。「何も言わないで売っちゃうのよ」と娘。
タバコ代の値上げと電子タバコの流行で売り上げが減っているので、背に腹は代えられん、というわけ?いくらフランスの子供が老けてるからって、成人だと思いました、とは言わせない。大人としての責任はどうなってるんだろう。

さらに腹が立った話。大手ハイパーチェーンが、子供のクリスマスプレゼントのカタログに、レゴを組み立てている女の子と、台所セットで遊んでいる男の子の写真を載せた。“女の子はお人形、男の子は自動車という固定概念を打ち破るつもりだった”ところへ、同性の結婚に反対する団体が抗議した。“こういう写真は子供たちに混乱を招き、性のアイデンティティに影響を及ぼす”という内容で、それを聞いてまたひっくり返ったわね。一言でいえば、こういう写真を見ると、ゲイやレズになりかねない、ってこと。アンタ達、どこまでアホなの。私が子供のとき、一番好きなオモチャはピストルだった。でも殺人犯にはなっていない。

こういう考えの大人に育てられたら、それこそ混乱、どころかいい災難だ。
・・・と腹の立つことが多い。

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コメント
お久しぶりです。
お久しぶりです。えりかです。
>>さらに腹が立った話。大手ハイパーチェーンが、子供のクリスマスプレゼントのカタログに、レゴを組み立てている女の子と、台所セットで遊んでいる男の子の写真を載せた。“女の子はお人形、男の子は自動車という固定概念を打ち破るつもりだった”ところへ、同性の結婚に反対する団体が抗議した。“こういう写真は子供たちに混乱を招き、性のアイデンティティに影響を及ぼす”という内容で、それを聞いてまたひっくり返ったわね。一言でいえば、こういう写真を見ると、ゲイやレズになりかねない、ってこと。アンタ達、どこまでアホなの。

どこの国にもヘンな考えを持った人はどこでもいますが、フランスにとって大切なイベントの一つであるクリスマス(フランスではノエルでした?)にこんな輩が出てくるなんて、ものすごい迷惑ですよね。

せめて、普通の日、いや、自分達だけでやってもらいたいものです。
Re: えりか様
お久しぶりです!
・・・そうですよね。同性の結婚に反対する人の中には、すごい差別的な発言をする人がいて、そういう人たちが団体を作って公に発言するんで、ちょっと恐いですね。
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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