ゼッタイ忘れられない元日の食事

大晦日の夜は、紅白のかかっている居酒屋で友達とご飯を食べ、零時とともにワインをもう一本とって乾杯した。紅白に出てくる歌手の90%、いや95%は顔さえ知らない。
居酒屋はけっこう空いていて、零時を過ぎると私達以外にお客は2組くらい。新宿の街も人が少ない。みんな帰省して、東京はパリのクリスマスイヴ状態になっている。
友達と年越しをしに出かけた息子は、朝の5時過ぎに帰ってきた。象の集団が帰ってきたくらいの物音に目が覚めて部屋から覗いたら友達と2人。お酒臭い!後で聞いたらVision 1というクラブで遊んでいたんだって。フランス人DJも入って音楽もなかなかよかったとか。私もそんな時代があったっけ。

さて元日。11時頃起きてコーヒーを炒れる。息子は熟睡で、友達は私が起きる前に帰っていた。他にすることもないので少し仕事をした。元日の朝に仕事なんて!
13時。お腹が空いてきた。買い置きもないし、元日にレストランでひとりでご飯を食べたくない。
「ねえ、起きてよ!ご飯食べにいこうよ!」と揺り起こしても「ブー」「5分したら・・・」と5分後に何の希望も持てない返事。
仕方なく近くのローソンに赴き、おでんを買ってきた。これがなかなか美味しかったのよ。味付けは私好みに薄く“お魚団子”に感激した。元日の最初の食事がコンビニのおでん、325円!忘れられないお正月になりそうだ。

やっと起きてシャワーを浴びた息子と渋谷に出かけた。西武が元日から開いていると聞き、娘に頼まれた買い物を片付けてしまおうと。そしたら息子が「腹が減った」。
当たりを見回せばレストラン街のあるビルは軒並み閉っていて、最初に見つけたラーメン屋に入る。自動販売機で食券を買うシステムで、モタモタしているうちに後ろに行列ができ、慌てて(小)というサイズがあるのを選ぶ。何の(小)なんだろう?息子はラーメンとミニ牛丼のセットをさっさと選んだ。
運ばれてきたのは丼のひとつに熱いつゆが入っていて、もうひとつにはラーメンと呼ぶのを躊躇われる太い麵。

付け麵

つゆを麵にぶっかけたくなるけど、でもそうなら最初からつゆの麵であるはずだから・・・周囲を見回しても同じものを食べている人はいなくて、人の食べているものがやけに美味しそうに見える。つゆに浸して食してみると麵はアルデンテで悪くないけど、つゆが正体不明。これがつけ麵なのね?そんなにお腹も空いていなかったし、半分食べた。

Loftを上から下まで歩き回り、買い物の8割を済ませ、疲れて帰る。
夜8時頃「なんか軽く食べる?」と軽く言ったものの、どこも閉っている。元日に買い物はできなくてもいいけど、腹は減る!
ネットで「元日に開いているレストラン」で検索すると、ホテルのレストランとか、居酒屋とか・・・ファミリーレストランくらい開いてないの?とロイヤル・ホストを探すと「元日休業」のつれない表示。
とにかく行ってみて探そう、と目黒まで行き、駅から見下ろすと、廃墟のように明かりの消えた街に一件、希望の光。それはサイゼリアというチェーンであった。店内はガラガラで、カップルかひとり客で、眠っている人もいる。

サイゼリア

パスタとサラダ、ワインのデキャンタを頼んで2人で2000円、味だって悪くない。救世主。

・・・という2014年の幕開けは、笑っていいものか心配するべきか・・・


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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