お料理の先生を夕食によぶ、というのはかなりビビる。その上、彼女の教室で時々日本料理を教えているので、私が作れるものをほぼ全部知っている。その上、彼女は2週間日本で美味しいものを食べまくって3kg太って帰ってきたばかりなので、よけいビビる。
彼女、ナタリーとは、ある日お料理専門の本屋さんで出会い、たちまち惹かれ合って5年になる、というと恋物語みたいだ。

エスプリ・キュイジーヌ
photo:Esprit Cuisine

彼女のお料理教室で、白和え、入り豆腐、から揚げ、カレイの煮付け、イカの酢味噌和え、炒り鶏、茶碗蒸し、魚の味噌焼き・・・私の持っているレパートリーの殆ど(!)を紹介した。炊飯器を持っていない人のために、ご飯は毎回お鍋で炊く。うちにも炊飯器がないからいつも鍋で炊いているにも関わらず、10人分、12人分となると勝手が違う。一度は焦げ付かせた。
ナタリーが恐ろしい形相でにらむので、
「おこげは一番美味しくて、昔、日本の家庭ではおこげの取り合いになっていました」と切り抜けた。ほっ。
次の回では、焦げ付かせずうまくできて内心喜んでいたら、前回の生徒さんのひとりが来ていて、
「今回は失敗ですね」

私はデザートが苦手、というより全然作れないので、デザートはナタリーが担当。彼女がお得意の黒ゴマ・アイスクリームはすごく濃厚で、練りゴマを冷やしたようだ。まあ、好き好きですけど。

というわけで、ナタリーがご主人と夕食にきて、牛肉のタタキ、ワカメのサラダ、シイタケの肉詰めを作った。

しいたけ肉詰め

東京ではお寿司、そば、うなぎ、京都では豆腐に湯葉、懐石・・・と食べまくって、帰りの成田で「名残惜しくて涙が出た」ほど美味しかったそうだ。日本初めてのイタリア人のご主人も「あと15歳若かったら、日本に移住した」というほど好きになったとか。そう言われると嬉しいですよね。
でもその結果、「たかこと同じことをしそうになったのよ!」
深夜23時の便で、発つ日と着く日を間違えて、乗りそこねそうになったそうだ。幸い出発時間の2時間前に気がついて、変更料(1人200ユーロ)ですんだ、というラッキー。
「2時間じゃ成田までたどり着けないものね」というと
「それに6個のスーツケースのうち4つしかできていなかった」
スーツケース2個買い足したという帰りの荷物は120kg、殆どが食品!日本の興奮はしばらく冷めなそうだ。

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photo:Nathaly


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コメント
初めまして。
私もフランス映画の影響でフランスに憧れ続けてウン10年です。
いいですねえ〜フランス暮らし…旅行も行ったことないんですよ。
もう一生無理でしょう(笑)
シャルロット・ゲンズブールが永遠に憧れの女性です。よろしくお願いしますネ。
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。
一生無理だなんて!そんなに遠くありません。
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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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