カーラ・ブルーニと仲良くポーズを取った写真が週刊誌の表紙に。2017年の大統領選の準備がミエミエ、と思っていたところへ、ル・モンド誌とMediapart(有料ニュースサイト)が、サルコジの電話が予審判事に盗聴されていたことを暴露して、「収賄」「横領」「マネーロンダリング」などの疑いが雪崩のように落ちてきた。
大統領選どこじゃない(フフフ)。でもなぜこういうことになったのか?を理解してみようと・・・

暴露された直後、また表紙に。
「判事からスパイされ、参事官からは裏切られるニコラ・サルコジ 彼のために戦いたいカーラ」だって
サルコジ&カーラ・ブルーニ

そしたら「この事件を理解していなかった方へ」という解説がル・モンドのサイトにあった。スバラシイ。私のような人が他にもいたのね。
それによるとサルコジ前大統領は:
① 2007年の大統領選挙資金として、カッザフィーを通じてリビアから5000万ユーロを受け取った疑い。

フランス語では「カダフィ」と発音される。映画の悪役カリカチュアのようだ。
カッザフィー

② やはり2007年大統領選挙資金として、ロレアル相続人、大富豪のリリアンヌ・ベタンクールがボケているのを利用し、お金を受け取った疑い(これは証拠不十分で2013年10月、不起訴になる)。

③ ベルナール・タピ事件は1992年に遡り、かなり複雑。実業家・政治家・サーカー一部リーグ、オリンピック・マルセイユ元会長タピは、92年、ミッテラン内閣で都市問題担当大臣就任する。この機会に、過半数の株を持っていたAdidasをクレディ・リヨネ銀行に売却。94年、クレディ・リヨネ銀行がタピとの覚書を破棄し、融資の返却を要求したため、タピは破産状態に。その後、クレディ・リヨネが公の売値に3億9600万ユーロをの利潤を乗せて、Adidasを企業グループに売却していたことが判明し、タピは損害賠償を要求。
どうして国が関わるかというと、当時、クレディ・リヨネの株の一部を所有していたから。2008年の判決で、タピは4億300万ユーロという賠償金を勝ち取った。
サルコジとタピは「政治・お金・自転車」という共通の趣味を持ち、タピの勝訴の前に20回ほど会っている。裏工作があってのでは?という疑い。

カダフィ同様、面の皮が厚い。どこか似てない?
ベルナール・タピ
photo:francetvinfo

これらが本当なら政治家というより凄腕の詐欺師じゃない! でも一部の政治家は、詐欺師と紙一重かも・・・(続く)

ランキングに参加しています。お気に召したらクリックしてください。
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最近の記事
カテゴリー
おすすめ書籍
RSSフィード
おすすめコスメ
フランスに行くなら
プロヴァンスの田舎町をまわる1日
アーカイブ