バック・ブラン(バカロレア模試)が終わって、学校は2週間復活祭の休暇になった。
娘は、友達のノルマンディの家によばれている。
“友達”は男の子で、よばれた6人のうち2人は男子、というのを聞いて、夫と私の顔はこわばった。
「ただの、いい友達よ」と、親の心配を笑う娘。
そういうのが危ないのよ。気がついたら隣に寝てた、というのは大抵“いい友達”だ。

後で娘に「ホントに大丈夫なの?」
こういう質問が意味のないものだとはわかっているけど。
「大丈夫よ、いい友達だから、そんなバカなことしないわよ」
「でも酔っ払ったら、何するかわかんないわよ」
「アタシ、強いお酒、飲むのはやめたの」
17歳になったばかりのセリフか!
「それに柔術やってるし、ちゃんと保身できるわよ」
「その・・・何か必要だったら言いなさいよ」
「もちろん、必要な時は言うわよ。私、そういうことにタブーはないの」
はあ、そうですか。

出かける前日、「持って行くビールを買うんで一緒に来て」と兄貴に頼んでいる。未成年にはアルコールを売ってくれないからだ。私が買い物を頼んでもなかなか動かない息子が、妹に引きずられて出かけていった。
持って帰ってきたスーパーの袋を見て、
「テキーラって名前のビールがあるの!」
「うん、ウォッカよりいいと思って」と娘はケロリとしている。
翌朝、6時過ぎに出かけていった。休みの日には12時前に起きないくせに・・・
「一緒に行く男子がみんなゲイだと良かったのに」
冗談かと思って、夫の顔を見ると、マジな表情であった。
「Petits enfants, petits soucis, grands enfants, grands soucis/小さい子供、小さい心配、大きい子供、大きい心配」とはよく言ったものだ。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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