入試レースの始まり

バカロレアに受かった後1年間、ボザールのプレパ(予備校)に通っていた娘。1年と言っても、9月に始まって2月には終わり。本番の入試が始まる。日本と同じじゃない?・・・でも入学は4月じゃなくて9月だ。

娘は絵ではなく、漫画、イラストがやりたいので、アール・デコの学校を狙っている。皮切りはストラスブルグのアール・デコ。まず書類審査でふるいにかけ、面接でまたふるい落とす。志願者約1000人、合格60-70人とか。

Ecole Supérieure des Arts Décoratifsが正式な名前。歴史のありそうな、ちょっと古臭そうな校舎。
ストラスブルグ アール・デコ学校

書類審査は、
作品:風景、人物、裸婦(と裸夫)、各自のテーマなどの作品、A3の画用紙に15枚。
質問:20世紀の科学的研究であなたが最も重要と思うものは何か?その理由は?
ユートピアの構想が感じ取れる都市や建築物があるか?そのような建築物のひとつを描写しなさい。
・・・など「うっ」と詰まるような質問が5つ。

“各自のテーマ”が、grand aigle(75x110cm)に描いたバカでかい作品なので、そのサイズをスキャンできる印刷屋を見つけるのに苦労した。パリに2件だけ。「暴利むさぼってない?」という値段(50ユーロ)。

次に15枚の絵の順序を決めるのも頭を悩ました-正確には娘が悩むのにつき合った。
「CDの曲順を決めるとき、一番の自信作は最初に持ってこないって言わない?」
「関係ないんじゃない・・・」
娘は(も)夜型で遅くまで絵を描いている。こっちがウトウトしかけたとき、「ちょっと見て」「どっちがいい?」とやってくるのでこっちまで寝不足だ。
“この日の消印まで有効”の夜7時に送り出した。ヤレヤレ。
結果は5月とか(3ヶ月もかかるのかね)。
ストラスブルグは寒い、遠すぎる、とブツブツ言っているけど、それは受かってから考えなさい。

いつも南にばかり行くので、私もまだ知らないストラスブルグ。

ストラスブルグ


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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