志願者約2500人、合格者80人という狭き門。
「絶対受からないのに、志願料50ユーロ・・・どうしよう?」と娘。
高いブーツを欲しがるくせに、そんなとこでケチるんじゃないの!間違って通っちゃうかもしれない(と、奇跡を信じる母)

ストラスブルグに比べて超近代的なEcole des Arts décoratifs de Parisはパリ5区

パリのエコール・デ・ザールデコ

パリのアールデコの入試は、5つ関門があり、一番目はテーマが出され、4日間で作品を仕上げるというもの。A3の画用紙10枚まで。テーマは「50m」。
50のMでも、50の海(mère)でもブランド( marque)でも解釈は自由。
娘は素直に50メートル:オステルリッツ駅前の広場にいる女の子が50m歩く間に起こること。
どうしてオステルリッツ?
「高架線を通るメトロ、地上、セーヌ河の3つのレベルを描けるから」
“女の子”が見上げると、メトロに乗っている男性と目が合う、その男性を、セーヌ上の船から見ている人がいる、その船をアパルトマンの窓から見下ろしている女の子がいる・・・と、50mの間で通り過ぎる人たち、すれ違う視線を、
「絵にするの大変じゃない !?」と私。
「描きあげる時間があるかが問題」と娘。
1日目は写真を撮りに行き、構想を練り、2日間描き続け、3日目は仕上げてコピー(作品は返してくれないので)、19時前にアールデコに直接提出しに行った。
期日の消印有効で、この日、ルーヴルの中央郵便局は、特別に零時まで消印を押してくれるそうだ。零時を過ぎるとアールデコはカボチャになる!

娘のプレパ(予備校)にはほかにも願書を出している子がいて、そのひとり(男子)は、
M&M’sを50個(これは写真だけど、絵に描いてどう違うのか・・・?)

M&M's

歌手のMを50人

歌手M

「・・・描いたんだって!」と娘は大笑い。
「ふざけてない?自分の作品を説明するとき、どうするの?」
「受かると思ってないからどうでもいいみたい」

第一の関門を突破すると、この作品に関する面接、その後に筆記試験、もうひとつ作品制作、最終面接で決まるそうだ。
どこまで行けるか・・・ガンバレ!


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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