交換留学のドイツ人高校生16人も乗っていたジャーマンウィング機。150人とともにアルプスの山に激突して48時間が経つ。

事故後、アンゲラ・メルケルとフランソワ・オランドがヘリで飛んだ事故現場

ジャーマンウィング機墜落

ジャーマンウィング機墜落現場

墜落の原因は、機体の欠陥(飛行機は23歳だったけど完璧な状態)、テロ行為(飛行機が空中で攻撃された場合、破片はもっと広範囲に飛び散る)が退けられ、“パイロットが急病か自殺説”が浮上していたところへ・・・ボイスレコーダーに録音された会話が判明:機長がコックピットの外に出て戻ってきたところ、ドアがロックされていて入れず、インターフォンで呼びかけても副操縦士は返事をせず、機体は降下を始めた。機長はドアを壊そうとするができず、機体は降下を続け山に激突、という恐ろしい最後。つまり、副操縦士が故意に墜落させたということ。

テロリストがコックピットに入ろうとするのを防ぐため、内側からロックされた扉は押し破らない限り開かないそうだ。でも操縦士がひとりになるのは危険なので(突然、心臓麻痺になるとか、実はテロリストだったとか)、ひとりが外に出る場合(トイレとか)別の人が補佐に入る、という案が出ていたけど、ジャーマンウィングは格安航空会社、そういう措置はされていなかった。

副操縦士は28歳のドイツ人、アンドレア・ルビッツ。テロリストのリストには載っていない。
自殺するような精神状態だったのか?親会社ルフトハンザのCEOは、パイロットになるための厳しい育成システムやテストを強調し、問題なかったと。
じゃ私生活では?とアンドレア・ルビッツの両親に質問の矛先が向くが、最初は息子を亡くしたショック、2日後には息子が150人を死亡させた原因だったと知ったショックで、とても質問に答えられる状態ではない。
これは犠牲者の家族にとっても同様のショックだ。人為的墜落。

それにしても、ちょうど険しいアルプスの山中にさしかかったとこで、機長がトイレに立った、というのも偶然。
もし、人家のある平地に堕ちていたら、犠牲者はもっと増えていたかもしれない。
もし、機長がトイレに行かなかったら(2時間弱の飛行時間だからありうる)?
起こってしまった事故に“もし”はない。運命と呼ぶしかないんだろうか・・・遺族にとっては泣いても泣ききれない運命だ。

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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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