フランスで18歳になる・・・

のは、日本の20歳、成人になるということ。以前は21歳だった。若者が成熟する年齢は上がっているのに、成人年齢が下がった。考えればパラドクサルだけど、社会的理由でこうなった:18歳で働いている若者に、自分の健康保険番号や、独立した銀行口座が持てないのはおかしい。

さて、娘が18歳になった週の週末に、私たちは2日間うちから追い出されることになった。
「だって18歳は重要なお祝いなんで(うちでも“重要に”祝ったんだけどね)30人くらい呼んで盛大にやりたい」そうで、準備と本番と片付け・掃除で2日間いなくなって欲しい、と。
準備といっても若い子のパーティは食べ物は殆ど出さない(ほんとに)。それぞれご飯を食べて夜の10時頃から始まる(宴が終わるのは朝の5時頃)。飲み物(アルコール)は招待された子がたっぷり持ってくる。
じゃホストは何を準備するかというと、
*音響とフロア:家具を取り払って踊れる場所を作り、スピーカーを設置し、音楽を準備。
*家の保護:絵や花瓶やオブジェが壊れたり汚されたりしないように、地下室などに隠す。家具をビニールシートで覆う。
と、騒ぎの大きさが予想できる厳重なプロテクション。嵐の前・・・

私たちは土曜日の朝から一泊で地方にでかけた。日曜の午後、娘から電話。
「何時に帰ってくるの?」
「夜の9時半に着く電車」
「わかった」
この電話の後で「さぁかかれ!」の号令とともに大掃除が始まったと推察する。
夜、うちに着いたとき、居間の真ん中に掃除機、台所にはバケツとモップが放り出されているくらいで、一見被害はなさそうだ。
娘と兄貴が台所で何か作っている。遅く帰った親たちにご飯を作っている、と喜んだのも束の間。
「そういうことは早く言っちゃえよ」と兄貴。
「だって・・・」と突き合っている。
「何、壊したの?」「レンジ」
4つあるレンジの2つが点火しないんだと。
「だから一度には作れないの。自分たちのを先に作るからちょっと待ってて」とサーモンのグリル、ほうれん草にマッシュルーム入りリゾットを作っている。私たちは後回し。
2人して「君のレシピのリゾットは美味しい」とか「サーモンの焼き方がバッチリ」と褒めあって、世話はない。

深夜、物置部屋に入ると、物干しスタンドにかけてあった洗濯物が綺麗にたたまれていた。
「あなたが片付けてくれたの?」と聞くと、
「違うの、○×(男子)がね、酔っ払って洗濯物をたたみ始めたの。その後、パンツを頭からかぶって踊り出して・・・」
とゲラゲラ思い出し笑い。誰のパンツをかぶったか聞くのを忘れてしまった。


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プロフィール

Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


長谷川たかこ

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