ル・ペン父、“タオルを投げる”

「パパ、もう辞めてよ」「パパに向かって何を言う!辞めんぞ」とどっちも譲らず、どうなることか?と思われた極右FNの父(モト党首)と娘(元党首)。
ところが月曜の朝、父ジャン=マリーはあっさり「地方議会選挙の出馬を放棄した」。

「放棄する」に、France Info のニュースは「jeter l’éponge」という表現を使っていた。
「タオルを投げる」がどうして「放棄する」なのか、前から不思議に思っていた。語源は何なんだ?
Epongeと言われてすぐ浮かぶのはタオルよりスポンジだ。食器を洗うスポンジ、メイク落としのスポンジ・・・
ル・ペンお父さんが食器洗いをしていて、あまり洗うものが多くて、「もーやめた!」とスポンジを投げる=放棄する・・・なんかイメージに合わない。ましてやメイク落としのスポンジなんか・・・
で、「jeter l’éponge」の語源を調べると、ボクシング用語。コーチがリング上でタオルを投げると、ボクサーに代わって“試合をやめてくれ”の合図になる、ところから来ている。

ル・ペン父も、負けるのが見えて“タオルを投げた”というわけ?意外と引け際がいいのね。でも最後まで聞くと、
「自分の代わりの立候補者としてマリオン・マレシャル・ル・ペンしか考えられん」という条件。
マリオンはジャン=マリーの孫娘で、マリーヌの姪に当たり、若干25歳。
息子と同じ、パリⅡ大学に通っていた。「見たことあるよ」だって。

マリオン・マレシャル・ル・ペン

要するに、娘は歯が立たないので、孫娘を懐柔しようという魂胆。転んでもただでは起きない。
したがって、祖父だろうが孫だろうが、結局何も変わらない・・・どころか、祖父&孫娘VS娘、という家族抗争じゃない。
ヤダヤダ・・・

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Author:長谷川たかこ

この国に住もう!と決めたのは13歳のとき。それが実現したのは10年以上経ってから、それから30年の月日が流れました(計算しないで!)
現在フレンチ・コード主宰。訳書多数、著書3冊。夫1人、子供2人、猫2匹と暮らす騒がしい毎日。映画と料理とデビッド・ボウイが趣味。


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